まずはじめに、なぜ私がこのコンテンツ(ブログ)を立ち上げようかと思った経緯からお話したいと思います。
娘が慶應藤沢湘南台中等部(以下SFC)に合格した時、沢山の「おめでう!」をいただきましたが、その際、数人のママ友から
「私の友人に、お子さんをSFCに入れたい!という人がいるんだけど、ちょっとアナタのお話聞かせてくれる?」
と連絡をもらいました。よく知らない人(←私達家族のこと)の話を聞いて参考になるのかな?と思ったりもしましたが、よくよく話を聞くと周りにSFCを志望する子もおらず、また通っている塾には専科のコースもなく(注:SAPIXにはあるらしいです)、
SFCへの合格への道なるものが全くもってブラックボックス
とのこと。
「偏差値だけでどうにかならない学校」
それがSFCというイメージだそうです。そしてそれは合ってると思います。
確かに娘の時も、同じ塾(の校舎)でSFCを志望する子は娘以外にいなかったし、先生に面接のことやら聞いても、「中等部/普通部ではこうなので、
恐らくSFCもそうじゃないですか」と言われ、
「的を射ない回答だなぁ」
と感じたのを思い出し、「そっか、友人の知り合いだろうが、合格者からの話が聞けるなら聞きたいだろうなぁ」と思ったのと、こちらも娘の合格に気分がよく、あれやこれや、それこそ面接時の服装のことまでこと細かくお答えました(それが合否に関係はしません、とも添えて)。
その後、私の直接の友人や知人からも、SFCについてよく聞かれるようになりました。その数、1年半で10人以上。これを多いと見るか少ないと見るか。私は私の生活範囲内で、これだけの人にSFCのことを聞かれたのは非常に多いと感じました。その中には、合わせて慶應中等部についても多く聞かれました(一応、一次試験は合格したので、そこまではお答えできるので)。
そういう体験を経て、
世の中にはこんなにも沢山の親御さんが、慶應SFC・慶應中等部に興味を持っているんだ
と知るに至りました。
なかでも、女子が慶應系列に入るには相当な倍率をくぐり抜けなければなりません。慶應中等部の女子の募集人員は、男子150人に対して女子は40人。慶應SFCは、男女合わせて70人(半分で割ったら女子は僅か35人)という狭き門につき、その倍率は相当なものです。
では、娘はどうやってSFCの合格を勝ち取ったのか?
我が家の事例にはなりますが、通塾(小3)よりも前の話(なぜならそれが鍵となるから)、そして通塾後のお話を、「誰かの役に立つなら」と思いブログを始めてみることにしました。
私達親子が感じたこと、大事にしていきたことを軸にお話ししますので、
「これをやったら合格する」というものでもありません。
どんなに切望しても相性というものがありますし、同じ慶應でも中等部と
SFCではまるで違う学校です。(慶應中等部も一次試験は合格し、二次試験
(面接)にも親子で臨みましたので、それについても触れますので、ご一読下さい。
勉強法や合格マニュアル(面接含め)などは、既にエキスパート(塾)が存在しますので、そちらにお任せいたします。
そういうことよりは、娘がこれまでどんな風に過ごして来て、何にもがいて、合格まで辿り着いたか、また今現在、娘がどのような環境でどんな学友と過ごしているかなどをお話していければと思います。
何分、ブログは初めてなので、最初は読みにくかったりするかもしれませんが、これからおいおい改良しながらやっていきますので、お付き合いいただければ幸いです。
では、次回は「娘が慶應を志望した理由」について、お話したいと思います。
【本ブログ読み方のコツ】
ブログは、時系列に書いていこうと思います(年長~中学の順で)。ただ、ブログをお読みいただいている時点で、お子さん(お嬢さん)が小3より上の学年の場合は、入塾後のあたりから読み進んでください。入試直前であっても、ちょっとしたTIPSを示すことはできますし、個別にお話をお聞きすることも出来ます。もし、お子さんが小3或いはそれより下の学年の場合は、よろしければ最初からご一読下さい。全く同じケースである必要はないものの、もしお子さんが「何かにハマっている」なら、それを最大限に活用して中学受験に臨まれることをお勧めします。
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