商工会議所と出会ったはなし
10月〜11月の約2ヶ月間、毎週月曜の夜に開催された、商工会議所の創業スクールに通ってみました。
主に創業準備〜創業直後までに必要なスキルや知識を専門家に教えてもらえるもの。
いわきで仕事するなら、、、事業承継も本気で考えるなら、、、といろいろやりたいことが浮かびは消えしている状況をなんとか少しでも前に進めたいという思いで。なにか手を動かせるきっかけに、という気持ちで申し込んでみました。
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これまで漁業に携わってきた中で、あまり商工会議所さんと関わる機会はなかったけど、よくよく調べてみると、農協や漁協などの生産者組合に似た精神を感じました。
さらに、いわき市商工会議所の中長期テーマが、とっても良い。”シン”使いがちなところにおじさんが見え隠れしているけども(笑)、いい意味で寛容ないわきらしいテーマ。
“商業”と聞くと利益優先で、経済成長を追い求めて〜というなんとも持続性のない世界というイメージをうっすらもっていましたが、完全に覆りましたよ。
と同時に、このかいわいに蓄積している知識や人脈は、地域で生業をする者にとってはシームレスに大切なことだと思いました。
漁業もほとんどが個人事業主か中小法人。地域で経済を動かす仲間。そこに縦の線を引く必要は全くないですね。
水産業の中でも、生産、流通、加工等でなんとなく縦の線が入ってしまい、利害関係があれば時に対立もある。
真剣だからそんなことはあって当たり前だけど、根元の部分は、同士として感じられたらいいなと、自分の価値観をアップデートできました。
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今回は、創業や個人事業主、小規模法人を応援してくれるたくさんの人たちに出会うことができ、多くの仕組みや制度を知ることができました。もちろんリスクも。
そして、今後の働き方をなんとなく整理することができました。
不景気で先行きがわからない世の中ではあるけれど、きっと自分の親たちが事業承継したころよりもずっと充実している。
選択肢がたくさん与えられていることに気づくことができ、ほんとによかった。
最後に、
窓口になり対応してくれたいわき商工会議所の職員さんが、本当に熱心にサポートしてくださり本当に感謝です。
「漁業者のために」と働く全漁連の職員を思い出す(賛否はあれど(笑))。すてき。
こういう「ひとり」が地域を動かしたり守ったりするんだろうな、と実感しました。