見出し画像

種子育成活動

このnoteでは
固定種、在来種の植物を育て採種していく上で
活動内容の確認や記録用に記載していくものとします。


なぜこの活動をはじめたのか?

⭐️危惧している点
一般的に多く使われている種子は交配種・F1種なのですが
F1種は一代交配品種、交配種は自然にではなく人の手で交配させ、おしべめしべが欠損している種が多くつくられています。
両方共に自家採種し種を紡いでいくことができないため
種苗メーカーが作った種がなければ自分たちで作物をつくり食べていくことも難しくなってしまう可能性があります。
それに付け加え固定種ですら海外の生産に頼っているのが今の日本の現状です。
作物だけでなく種も生産輸入に頼らないといけなくなっている現状の問題点を打破するのはなかなか難しいところがあり、大きくガラリと変えることは難しくても、
近しい人とから連携し、協力し合えば、少しずつでも種を確保していけ、私たちで採種したものから作物を育てることができる!
を意識していくだけで随分変わっていくのではないだろうかと思い活動開始いたしました。

⭐️目的
・買うのではなく、当たり前に周りに種がある環境づくり
・輸入に頼らずとも自分たちで育てた種で作物を作れるようにすること

⭐️ルール
・農薬、化学肥料を用いない
・栽培方法は問わない
・種は固定種在来種の内、増殖の承諾があるものに限りる(承諾がないものを勝手に増殖育成するのは違法な為です)
・交雑しやすいアブラナ科の種の育成から活動をはじめます、1人1種アブラナ科を受け持ってもらい育ててもらいます
・採れた種は集め、次回の採種用に分けた後、希望者で分配します
・こちらでご用意した種以外で譲っていただける種がある場合は、種の品種名詳細がわかるようメモをするまたはパッケージを置いておく等してください

⭐️その他連絡事項
・近くの植物と交配する可能性があればネットを被せるなど工夫をお願いします
・少しでも手間が省けるよう鞘のままの採種で大丈夫です
・発芽率や雑交の有無は問わないものとします
・全部を種用に育ててもらわなくても大丈夫です、美味しく食べてもらいつつ、しっかり育ったもの数株だけでも大丈夫ですので残してもらい種を採れるようにしてもらえたらと思います

⭐️最後に
多くの種類を育てたい場合特に交雑しやすい種を採るのは1人では難しいこともあります
そんな交雑しやすい種も
皆んなで協力し合い無理のない出来る範囲で採種していければ、少しずつからでも
種を購入しないと育てられない。ものから、
育てたい種が当たり前に周りにある環境。になり、後には食料の確保にも繋がる活動になると思っています。
しっかり育てられないかもしれない、
ちゃんと発芽する種になっているかわからない、
他のものと交配してしまっているかもしれない。
これを避けるため厳しく育成を突き詰めてしまうと皆さんの負担になり活動自体が停滞していくと思います。
私を含め種苗メーカーのプロではないのは承知の上での活動ですし、
1つの種をお一人で背負わず複数の人で育てる活動のベースをこれから作っていければ、
枯らしてしまうのでは?種が採れなかったら?
種を絶やししてしまったら?と
お一人で気負わなくてもいいようになってくると思います。
その為にもまずは自分たちで種をとって育てられるようにしていこう!
この気持ちと意識付けを広めていくことが
大事だと思っています。


良質な種が採れるに越したことはないですが、
まずは皆んなで協力していこう!
そこからスタートしていきましょう。

活動内容はリンクからご確認ください

2024年度種子

過去の畑「活動の様子をpickupはこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?