今でしょう。瞑想しよう。
瞑想というと、皆さんどんなイメージをお持ちだろうか。
オカルトとか、宗教とか、スピリチュアルとか…。とっつきにくいイメージを持っている人もひょっとしたらいらっしゃるのではないかなという気はする。
最近ではヨガが市民権を得てきたことで、ヨガと密接な関わりのある瞑想についても、徐々にいわゆる「普通」のイメージに変化してきているのでは?という気もする。
私自身はスピリチュアルなことについては昔からポジティブなイメージを持っているため、瞑想についてもなんとなく「いつかやってみたいなー」という気持ちを抱いていたし、瞑想のCDを買って試してみたり、巷の瞑想講座に通ったりもした。しかし、いつまでたっても瞑想ができている実感がわかなかった。雑念を捨てようと思えば思うほど雑念が次から次へと出てくるし、集中しようと思うと気が付けば意識を失っている(寝ているとも言う)状況になっていたりしたためだ。
このように、瞑想について触れた経験はそこそこあったものの、なかなか習慣化するのが難しい。基本的には自分一人で行えることなので、自分でその時間を設ける必要がある。そしてうっかりその時間を踏み倒してしまい、気づいたら「瞑想をしない」ことが習慣になってしまっていた。瞑想ができている実感がわかなかったというのも原因であったと思う。
そんな私が、最近は瞑想するのが楽しくてしかたないことになっている。そこそこ飽き性の私ではあるが、ほぼ毎日朝か夜、または朝晩瞑想をする時間を作ることができている。習慣化できた理由は「やらなきゃ」という思考から「やると楽しい」という思考に切り替わったのが一番だろう。
そもそも瞑想は何のためにするのか?個人個人考え方は違うと思うけれど、私自身の解釈としては、自分の中の雑音をクリアにできるような気がするので、自分自身の声を聞こえやすくするためとして行っている。
瞑想の一つとしてマインドフルネス瞑想というものがある。もしかしたら聞いたことがある人がいるかもしれない。マインドフルネスとは「今ここ」を意識するということ。過去や未来に心を奪われるのではなく、今の自分自身をしっかりと見つめることで、集中力が上がったりストレスが軽減したりするのだとか。
情報があふれるこの世の中において、自分自身の声に耳を澄ませて、今をどのように過ごすのが良いのか?それに気づくための方法として、瞑想は有効だと感じている。
さて、瞑想するのが楽しくなったきっかけとなったのは、以前の記事でご紹介したまりこ先生と一緒に瞑想したこと。「あっ、瞑想ってこんな感じになるんだ」という実感を持てたことが大きい。瞑想は一人で行うものであるため、「これで瞑想できてるの?どうなの?」と疑心暗鬼になりながら、雑念なんて捨てきれない自分との戦いになっていることが多々ある。
そんな時に有効なのが「誘導」。まりこ先生は敏腕カウンセラー兼ヒーラーであり、不思議パワーの持ち主なので、その声にいざなわれ、明らかに「寝ている」感覚とはちょっと違った感覚を体験することができた。なんというか、普段の自分の意識下にある世界に膜がかかっているような感覚。人によって得られる感覚は異なると思うけれど、私自身としてはこんな実感がある。他にも瞑想中は時間の流れが早く感じたり、身体全体がほんのり温かくなったりなど、「いつもとちょっと違う」感覚になることが多い。
自分一人で瞑想するときも、まりこ先生の誘導法と声を思い浮かべつつやってみると、終わった後に「瞑想できてたなー」という感覚を得られることが多くなってきた。「できた」という実感が得られるようになると、徐々に楽しくなって、楽しくなってくると意識をしなくてもそれができるように、つまりは習慣化されるようになるのだ。
ちなみに、瞑想を習慣にしてみて自分自身が感じる変化は、先に述べたように自分の中がクリアになったような気がするし、何かとタイミングが良くなったような気がする。雑念に惑わされることが少なくなったからか、仕事の進みも良くなったような。あくまで個人の所感です。
この記事を読んでくださっている方の中にも「瞑想に興味がある」という人はいるかもしれない。けれど、周囲に瞑想について理解のある人がいなかったり、自分でやってみてもうまくいかないな、と思っている人もいるかもしれない。
そんな人におすすめなのが、Zoomを使った瞑想会。Musubi Tripの記念すべき第一回企画はまりこ先生との瞑想会になる予定。具体的に案内できるようになったらnoteでご案内します。
毎日のように様々な媒体を通して情報に触れている今日。情報の中には人の恐怖心や焦りを煽るものもあるように思う。現在にしっかりと足をつけて、前向きに今を生きていくための一つの方法としておすすめの瞑想。この機会にぜひやってみてください。
ちはや ふみ