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私がお菓子を作るわけ

私がお菓子作りに興味を持ったのは、小学生のころ。

4歳年上の姉が、よくクッキーや焼き菓子を作っていた。

その姉への憧れもあり、本を読み、母に手伝ってもらいながらお菓子を作っていた。

姉がどうしてお菓子作りをしていたかはわからないけど、私にとって大きなきっかけになったのは事実。

振り返ってみると、母も手作りのケーキをよく作ってくれる人だった。

周りにそういう人がいると、興味を持つものなのかな。

「食べてくれる人の笑顔が見たい」

その一心でずっと作り続けてきた。

パティシエの道を選び、何年もお菓子を作ってきた。

ある時をきっかけに、お菓子の方向性を変えたのだけれど、それはまた別の機会に綴るとします。



先日は、久しぶりに八幡の街中でのイベントがあり、主催のスタジオ伝伝 / 木ノ離 さんから声をかけていただき、ムスビノカナデも出店しました。

数年前から行われているイベントで、ずっとずっと出店したかったので、とても嬉しかった。

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私はイベント出店と、ネットショップで細々とやっているので、他の店舗さんに比べると知名度は低く、立ち寄ってくださる方も少ないのだけれども、一人ひとりの方とじっくり向き合ってお話できたこと、、、良い経験でした。とても心地よい時間でした。

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見た目も可愛い、ボリジのクッキー。

卵・小麦・乳製品なしでもこんなに可愛いクッキーが作れるのです。とにかく楽しいんです♡


主催者の皆様、関係者の皆様、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。



翌週は、いつもの場所でのミニマルシェ。

エディブルフラワーを使ったお菓子を多めに持っていきました。

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サンエイフェアのはじまりくらいにいらしたお客様。
お子様がアレルギーをお持ちだったのですが、「どれも、卵・乳製品・小麦は使ってないですよ」と伝えると、『え!私全部食べられるの?選んでいいの?」と、とても嬉しそうに、お菓子を選んでいた姿がとても愛おしかったです。

私の息子もアレルギーがあるので、お店に行っても食べられないものが多かったり[選ぶ楽しみ]というのがなかなか体験させてあげられないことがあるので、共感するところがあります。
あの嬉しそうな笑顔が、数日たった今でも忘れられません。
あの可愛い笑顔を、見ていきたいなとしみじみ思いました。


ひとつひとつ、一人で作っていること・完成までに試作を繰り返していること・これまでの経験技術、そういったことを含めると、どうしても他のお菓子に比べると価格が安くはないものになってしまうのですが、それでも私のお菓子を選んでくれる人のためにも、誠心誠意持ってお菓子を作り続けたい。

これからも、届くべき人に届くよう、コツコツとやっていきたいです。

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↑新作のグラノーラ

美味しい組み合わせを考えるのも好き。




食べる人の笑顔を見るのも好きだけど、やっぱり純粋に私はお菓子作りが好き。

だから、今までもこれからもずっとお菓子を作って生きていきたい。





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