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平和への想い 〜想像力〜


8月4日に開催された、「ミライの学校」へ参加してきました。

1時間目:大人の社会学『 戦争と平和 』
内容:トークライブ・ディスカッション

過去のこと、そして現在のことを知り、それに対してどう感じたか語りあう場。
私は発言するのが昔から苦手で、ディスカッションなどから遠い世界で生きていたけれど、そういった自分の壁を越えるのも経験だなと思って参加しました。でも、いざ話そうとやっぱり苦手。その場で思いや言葉を上手くまとめられない。

私は小学生くらいの時から、戦争についてや世界平和について興味関心があり、自分なりに意見をもったり出したりしてきました。
ただ、そういった思いを外に出すと、疎ましがられたり、避けられたりするようになるのを感じた。
大人になってから、悲しいニュースに胸を痛めることや怒りを感じることも多かったけど、胸の内に留めるようになった。

沖縄に住んでいた時、"戦争マラリア"について知りました。本を読んでいて涙が止まらなかったし、心が苦しくなった。
戦争経験者の方の話を聞きたいと、当時お世話になっていた民宿の女将さんに頼んだけれど、実際経験をしている方は思い出すのも辛いと言っているから難しいと思うよと断られた。

私にとっては過去のことでも、本人からしたら今に繋がっている現実なのだから、そこを掘り起こしてはいけないなと感じ、自分ができる方法で、知って行こうと考えを改めました。

だから、こうやって安心して話せる場所はとても嬉しかった。
(上手くは話せなかったけどね。)
それぞれが感じたことを、否定することなく、穏やかに共有できる時間。
平和な空間でした。
皆さんと話して感じたのは、まだまだ知らないことや隠されている世界があるということ。
無知は怖い。
私たちは学習できる生き物のはず。

<興味関心を持ち、想像する、知ろうとする>
心と脳を止めないように。
生き抜いていこう。



今回の授業の休憩の際のお茶菓子にしたいと、ムスビノカナデのお菓子を選んでもらいました。

定番のきなこクッキーシリーズ。
最初は平等に1種類を用意しようと思っていたけれど、"選ぶことができる"というのは、平和を示す行為でもあるなと私は感じていて。
それを体感してもらいたいと思い、今回は3種類を準備しました。
選び、そして分かち合う
そんな平和なお菓子時間を、皆様に感じていただけて、とても嬉しかったです。



休憩の後は、
2時間目:大人の美術
『 平和の献花 』

講師はハナパレさん。

普段からお花が好きで、アレンジ教室も行っているので、1時間目のアウトプットで美術なのはとても嬉しかった。

話しながらもよし、無言で集中してもよし。

それぞれの思いが詰まった平和の献花が完成しました。

最後は笑ってpeace

みんなが、幸せで、平和を感じられる世界になりますように。
ありがとうございました。




長時間でしたが、息子も最後まで付き合ってくれました。

私が授業を受けている間は、初対面の小学2年生と二人と過ごして、
自分の思いに通りにならないこともあり、感情が爆発したりした我が子でした。
他者との関わりを学んでいる最中です。

「こんなこと言ったら相手はどう感じるかな?」
「自分は今どういう感情を抱いているんだろう」
自分自身への問い・そして想像力を働かせられる人になってほしいし、私もそういう人で在りたい。

途中、拗れたりもしたけど、最後は3人肩を組んで郡上踊りの会場から帰る。なんて平和なんだろう。


この愛おしい背中を、守っていける大人でありたい。
大切なことを伝えられる大人になりたい。

そう強く感じた夜でした。



色々なことがあるけれど、世界人類が平和でありますように。
祈りを込めてここに記します。

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