EDIT手帳のミートアップイベントに行ってきた話 その2
こんにちは、ムスビメです。
前回に引き続き、EDIT手帳のミートアップイベントに出かけたときの話。
その1はこちら。
参加者同士の自己紹介の時点で驚いた筆者だったわけだが、そこに開発者の方が加わると、より専門性の高い話題で盛り上がり、質問タイム。
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「何月始まり問題」でヒートアップ
ところで今この記事を読んでいる方は、何月から始まっている手帳をお使いだろうか?
そもそも「何月始まり問題」って何?という方は、現状の手帳に大きな不満や困りがないのだと思う。
2018年の手帳と一言でいっても「2018年1月〜12月」もあれば、「2017年10月〜2018年12月」と14ヶ月のスケジュールが管理できるものもあれば、年度区切りという日本ならではのスケジューラーもあり、さらに今は6月決算の会社に合わせた7月始まりや、海外の学校に合わせた9月始まりなどもあり、実に種類が多いのだ。
個人的な考えとしては種類が増えすぎて多くのライフスタイルに合うようになったと思われる一方で、結果「自分に合うのはどれ?」と手帳難民になる人が増えているようが気がしている。
だから、今回のEDIT手帳イベントのようにユーザーが開発側に直接意見を出せるというのは良い機会だし、他者の手帳メーカーもそのような場所を作ったり、自社製品の使いこなし方のようなワークショップを開くと良いのではないだろうか。
と、少々脱線したが、今回「何月始まり問題」にさらなるアイデアが出て興味深かった。
「1月始まり〜翌年3月終わり」という、前倒しに14ヶ月ではなく延長で14ヶ月分という案。
手帳は売り出し期間もどんどん前倒しになっているので、どうしても10月〜翌年12月のレイアウトが目立つのだが(正直売る側の都合もあるのかな、セール期間がどんどん前倒しになるのと同じような空気感を感じる)、次なる時流としてあっても面白いレイアウトのような気がした。
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手帳、プラスアルファ
手帳を使う際、もちろん手帳一冊では完結しない。
記入するには何かしら「書くもの」が必要だし、より細かく管理するために付箋や下敷きを使うという方もいる。表紙カバーにポケットがついていると便利という人もいれば、カバーのビニールが安っぽく感じられて苦手という人もいる。
特に筆記具に関しては、色の使い分けという見た目の問題だけでなく、手帳用紙との相性(裏抜けはしないか、書いた後のインクの吸いはどうか)という問題もある。
EDIT手帳の開発裏話でも紙とインクの相性については苦戦しながらとことん向き合われた様子が垣間見られ大変興味深かったのだが、おすすめの筆記具としてスイスの筆記メーカーCARAN D'ACHEの888インフィニットにEDITのロゴを冠したものをライン売りしている。なんと、これが今回のイベントのお土産!(これだけでもう参加費以上・・・驚)
CARAN D'ACHE888のリフィル(スイスライド)は書き味なめらかな油性インク。そう、近年人気の低粘度油性系です。アタックはやや固めで、書き出すとサラサラとしている。薄めの紙との相性がより良いかと。
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長くなったが、もう少し書きたいことがある。
それは、私が手帳の役割について最近思っている事。
(つづく)