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EDIT手帳のミートアップイベントに行ってきた話 その3 ー手帳雑記ー

こんにちは、ムスビメです。
前回に引き続き、EDIT手帳のミートアップイベントに出かけたときの話。
その1とその2も、よろしければ。


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手帳を書くのは誰のため

実は当日のイベントレポートとしては前回まででほぼ完結しているのだ。それでもその3を書いたのには訳がある。
その1の冒頭でも書いたのだが、ここ近年「手帳難民」(自分にしっくりとくる手帳に出会えない、見つけられないというお悩みを持つ方のこと)の方が増えたからだ。
もちろん実数をカウントしたわけではないのだが、文具店をしていると手帳についてのご相談が多い。

だから、そんな私が手帳選びについてここ最近感じていることを書いておきたい。

手帳難民の方の傾向を見ていると、すばらしく真面目だ。
例えば、予定をきちんと管理することに必要性を感じている方は、「自分以外の予定も管理する必要がある」(=だからこそ自分の予定も明確にしておかなくてはいけない)という使命感を持っているのだ。それは家族だったり、パートナーだったり、職場の部署についてだったり。
さらに言うとその手帳の機能をきっちりと使いこなそうという意識も高い。
世の中には手帳を「使いこなす」ことが素晴らしいことだと感じさせるコピーが蔓延しているし、そりゃもちろん「これ」と決めた1冊にすみずみまで記入し、予定把握のミスもなく、思い出の記録もすることが出来たらば、どんなに経済的かつ充実感溢れる手帳ライフになることか。

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一冊じゃなくてもいいし、持つのをやめたっていい

ただ、手帳選びはもっと肩の力を抜いてもいいんじゃないかなと思うのだ。
手帳を選んだり書いたりする行為が自分に負荷をかけることになったり、心の片隅にモヤモヤを抱えてしまう原因になるのなら、一度手帳から離れてみるのもまた良いのではないだろうか。
だってもしかしたら、手帳を書くことに自分が向いていない場合だってある。
手帳を書かなくても日々が過ごせるのなら(記憶力、管理力etc)それってある意味素晴らしいことかもしれない。うん。

ちなみに筆者の中での手帳(もしくは手帳を使う時に態度や方向性)は「予定把握型」・「日記型」・「自己実現ツール型」の大きく3種に分かれている。
だから、1冊と決めずに複数冊使ってみるというのも、また一つのスタイルだと思う。

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今は手帳の季節とは言い難いが、新年から使い始めた手帳が新年度からのライフスタイルに合わなくなった・・・という話が耳に入るようになってきたのと、業界的には既に2019年の手帳の展示会シーズンということもあり、手帳について掘り下げる機会が続いた。

いつかムスビメオリジナルの手帳も作りたい、という野望も、ちらり。


(おしまい)



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