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茶馬古道に立つ
2019年の四川省の茶旅の復活投稿です
写真の画質が当時のもので荒いものも
多いですがぜひ最後までお読み下さいませ
さてさてこの時の四川省の茶旅
終日スケジュールは
この日が最後ということで
またまた資料でしか
見たことのなかったここっ!!
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四川省の黒茶といえば蔵茶
そしてその蔵茶といえばの
『雅安茶厰』さんにお邪魔しました
最初に蔵茶の製造方法や歴史のお話を
お伺いしまして
いよいよ…(゚A゚;)ゴクリ
実際の製造と荒茶の貯蔵の場所へ
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このアングルは2階というか
上から見ているアングルなのですが
積まれている茶の山の量感が
伝わりますでしょうか
茶は農作物である以上
天候やその年の出来映えで
味も香りも左右されるものですが
問屋はその味や香りの均一性を
実現することも使命ですから
ここではそのために
様々な年代、季節ごとの荒茶を貯蔵し
ここからブレンドして1つの商品を
作るのだそう…
あの…本当
今まで何度も何度も黒茶は
お話してますが
正直…自分の目で見てみて改めて
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黒茶の一番大切な工程
[握堆]という事に対する考え方…
いやいや…
黒茶に対する
考え方事態すごく変わりました…
本や教科書で読んだ内容と
現場とは往々にして異なるものですな
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この後出来上がった蔵茶の貯蔵庫へ
ややっ!!
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ズームアップ!!
ナヌ!?
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蔵茶パスワードを言えと…
蔵茶の製法も蔵茶そのものも
かつては大切な外交物資であり
宝なのワケです…(財宝の蔵扱い)
それにやはり雲南省のプーアル茶も
同じ黒茶だけど
一色攤に考えてはいけないなぁ
という印象ですね
四川省の蔵茶は蔵茶の考え方…
雲南省のプーアル茶はプーアルの考え方
湖南省の安化黒茶は安化の考え方
その土地の歴史や風土の中で
生まれたお茶ですから
場所変われば
事情も変わるということで…
そういえば三日目の夜にも
中国でただ一人の
蔵茶の国家級伝承人の方のお話からも
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黒茶の素晴らしさや
私達が考えていた握堆よりも
もっと緻密で繊細なもので
古の昔から淘汰されることなく
愛されてきた理由が
そこにありました…
ってことで見学が終わって
お茶をいただきながらの
質疑応答
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周りの方の質問の中からも
学びがたくさんでした
雅安茶厰の皆さん
ありがとうございましたm(_ _)m
ってことでいよいよ!
ここからさらに
バスで1時間半ほど走り
これまた中国茶界の聖地
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茶馬古道へやってきました~✨
ここから先はバスが入れず
もちろん歩きっ
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しかーし
標高2000㍍をこえ
空気は薄いし、激寒だし
超ーーーーーーーーーっ!!!
カコクがまたしても待ってました💦
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でも途中出会ったおばあさんは
こんな荷物をショッても
サクサク歩いてるし…💦
頑張れ中年の私💦( ;`Д´)
昨日の蒙頂山の筋肉痛に
さらにムチ打ちまくって
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ようやく入り口にたどり着きました💦
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ここからが本当の山道なワケ!?
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十分ここまでも大変だったけど…σ(^_^;)
こんなあぜ道を
こんな身軽なリュックサックじゃなくて
重たい荷物(120キロ位だとか)と
馬を連れて
半年間も歩き続けるなんて
本当に頭が下がりますm(_ _)m
(私には無理です←あっさり)
あらそうそう
傍らに湧水を見つけたので忘れちゃいけない
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パワーアップ!!シャキーーーン✨
茶馬古道の大地のエネルギーも
たくさんいただいて下山
(☝️退散早め…(笑))
低いところにおりてくると
お花が真っ盛り❤️
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今回の春でしたから特にかもしれませんが
四川は緑と花がたくさんの
とっても美しい街でした
これからも茶旅は続きます…
ではまた
凰茶堂
福岡県北九州市小倉南区朽網西5-10-6