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「結」の設立背景についてご紹介!| 「結」はシェアハウス事業からのピボットで生まれた

皆さん、こんにちは!「結」の柳田です🍙

新しい年度が始まり、早くも一ヶ月が経過しましたが、いかがお過ごしでしょうか?


「結」のメンバーも新学年を迎え、新たな挑戦をスタートしています。
ちなみに、先日はメンバーで西会津に人足(にんそく)へ出かけてきました!

人足(にんそく)というのは、集落の皆さんと、冬の間に溜まった落ち葉や泥などの水路を掃除するイベントです。 田んぼに水を供給するために重要なイベントで、田植え前の恒例行事となっています。 全国から多様なバックグラウンドの27名の社会人、学生が集まり、集落の皆さんと交流しながら実施しています。 毎回、集落の皆さんの体力や機動力に驚かされて、全然力になれていないと思うばかりなのですが、集落の皆さんには交流できるだけでも嬉しいと、温かく迎えていただいています。

さて、前回のNoteでは、メンバーの紹介をさせていただきましたが、今回はおむすび屋「結」の設立背景についてご紹介します。

🏠 「結」はシェアハウス事業からのピボットで生まれた

おむすび屋「結」は、昨年(2023年)の9月に発足し、11月にキックオフしました。

僕(柳田)と奈々ちゃん(山口)は、元々異なるプロジェクトに取り組んでいました。

このプロジェクトを通して、奈々ちゃんが、西会津のお米を使っておむすび屋をやったら面白いのではないか、と考えてくれました。そこで、おむすび屋をメインとしたプロジェクトに舵を切り、結果として「結」が生まれました。

僕と奈々ちゃんがプロジェクトを一緒に始めた背景としては、前プロジェクト開始時に僕が奈々ちゃんを誘ったことから始まります。

当初、愚直にプロジェクトに取り組む姿勢や、奈々ちゃんの人を惹きつける愛嬌など、僕が持っていない素質を持つ奈々ちゃんとプロジェクトに挑戦したいと思いました。

そこで、昨年の5月中旬の大学終わりにプロジェクトに誘い、一緒にスタートすることになります。

前プロジェクトとして、EMC向けのシェアハウスを企画していましたが、物件オーナーとの交渉が難航し、プロジェクトは頓挫してしまいました。

この物件の企画を進めている中で、シェアハウス内で飲食事業に挑戦するというアイデアが持ち上がりました。そうして、奈々ちゃんが提案してくれたのが、西会津のお米を使ったおむすび屋さんでした。

当時、EMCの芝哲也教授、長谷川幸志さん、EMC生の櫻井航介くんが 「越後会津奥川米」のクラウドファンディングをローンチするというタイミングで、僕たちと西会津と越後会津奥川米ブランディングチームにとってWin-Win-Winな事業ができると考えました。

前述したように、シェアハウス事業は頓挫しますが、おむすび屋事業は残り、ピボットして挑戦してみよう、と9月に本腰を入れてプロジェクトを進めていきました。

💨 多くのご縁と機会に恵まれながらキックオフ

おむすび屋立ち上げに向け、お互いのゼミなどで相談を重ね、事業案を作成し、西会津の皆さん(農家の皆さん、地域おこし協力隊の皆さん、西会津町長)、鈴木寛先生、お互いの交友関係(インターン先、NARU NIHONBASHIやPiO PARKなどのコミュニティ、起業家の先輩)などの繋がりを総動員しました。

すると周りの皆さんのご支援で、2ヶ月足らずで、お米、海苔、塩、場所、メンバー、コラボ相手など、必要な要素が集まり、11月にキックオフイベントを開催するまでに至りました。

メンバーの鈴木一生くんとも、この期間中の西会津での稲刈りで出会いました。現地で寝食を共にする中で、意気投合し、彼もプロジェクトに参画してくれることになりました。

この2ヶ月間で実感したのが、「やりたい」を支援してくださる皆さんに恵まれていること、そして、一見関連のなさそうな繋がりも蓋を開けると繋がるということです。

西会津の皆さんにおむすび屋さんを開きたいと相談すると、「なんでも手伝うよ」と温かい言葉をいただきました。さらに、西会津町長や鈴木寛先生からもご支援いただきました。

以前のインターン先の大先輩に相談すると、「日本橋でバーのコネクターしているから、一緒におむすび出店してみなよ」と協力していただけました。

また、NARU NIHONBASHIのコミュニティーマネージャーさんに相談すると、日本橋の老舗の海苔屋である山本海苔店様を紹介してくれました。

他にも多くのご縁をいただき、多くの方々とお話しする機会を持ち、さまざまな共創の機会をいただきました。

これまで築いてきた繋がりから、意図しない共創が数多く生まれ、まさに「The strength of weak ties」を身をもって実感した2ヶ月間でした。

そうした中で、数十人、数百人もの方々に支援をいただきながら、2023年11月にはNARU NIHONBASHIでおむすび屋「結」のキックオフを迎えました。

🔚 終わりに

僕自身、飲食事業(それもおむすび屋さん)に取り組むことになるとは思っていなかったので、今でも現状に驚いています(笑)

これまでの経験を振り返ると、出会いが新たな機会を生み、その機会がさらに新しい出会いを呼び、そして再び機会が生まれるという循環を実感します。
エフェクチュエーションの理論にも当てはまると思っていますし、リクルートの創業者である江副浩正氏の格言「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」とも重なる気がしています)

このように振り返ってみると、今の状況は必然だったと感じますし、何よりも楽しんでいるため、恵まれていると感じています。

改めて、これまでお世話になった皆さん、これからもお世話になる皆さんに、感謝をお伝えできればと思います。

本当にありがとうございます!

これからも、多くのご縁と機会が生まれるように、「結」の活動に尽力していきます。

もし、興味を持っていただける方がいらっしゃれば、お気軽にお声がけいただけると嬉しいです😊

共創パートナー、コラボ相手、「結」のメンバー、西会津に興味がある方、お店を訪れてみたい方など、どんな形でもウェルカムです✨

次回は、これまで実施してきた活動について執筆させていただきます!

引き続き、「結」をどうぞよろしくお願いします🙇

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