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いびつなじぶんのまんまで、生きていく


このまんまのじぶんで
このせかいを生きれるだろうか



このまんまのじぶんで
だれがわたしを愛してくれるだろうか



このまんまのわたしで
だれかの瞳にわたしは果たして映るのだろうか



このまんまのじぶんで...。






このままのじぶんで

生きられるハズがない
愛されるハズがない
誰かにみてもらえるハズなんてない




そう思っていたのは
そう、決めていたのは




誰でもない


私だった。






だってあいされるハズがないだろう

本当は人になんか会いたくないのだ




あいされるハズなんてないだろう

だって学校なんて行きたくはないんだ



あいされるハズないだろう

わたしは人がきらいなんだ



あいされるハズないだろう

だって、わたしはわたしがきらいなのだ!



人間であるじぶんがきらいなんだ





どうしてこんなところに
どうしてこんなところに
どうしてこんなところに



うまれてきてしまったんだろう

どうしてこんなところに。







じぶんのなかからちいさな声が聞こえました



あいをしるため

あいをしるため

あいをしるため




こんななんにもない、じぶんを

こんな、こんなわたしを


どんなわたしをもあいすることで

やさしいあいをしる

そのために。




こんなヤツ。と目にも入らないような

消え入る存在がそこに存在していることを

みとめるために


ふかくふかくあいするために





いびつな じぶんのまんまで 生きていく



そう、決めて

わたしのなかをパレットに

水をつけせかいへ手を伸ばしたら

いろんな色がうまれてね


せかいのひとが、よろこんでくれた




いびつなじぶんのまんまで生きていく


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