![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84113462/rectangle_large_type_2_8e2600d7291e3c418a02e771eb261679.jpeg?width=1200)
「短歌ください」についてのいくつかのこと
いつもは毎月6日に発売されている雑誌『ダ・ヴィンチ』。しかし、今月のように6日が土日祝にかかっていると、直近の平日に前倒しして発売される。というわけで今月は今日が『ダ・ヴィンチ』の発売日。
今日はあまり時間がなかったので、近所の本屋で自分の採用・不採用を急ぎ確認、結果はテーマ詠・自由詠ともに今月は不採用、残念。
「テーマ:ぴょんぴょん」はどうにも自分でもうまく詠めなかったので諦めていたが、自由詠の方は自分では気に入っている短歌も投稿していたので、とても悔しい。
なかなか2ヶ月連続採用が達成できない。この1年4ヶ月で採用されたのは4回(16分の4)、常連には程遠い。
先日、名古屋の平和園を訪れた際に、歌人であり店主でもある小坂井大輔さんから色々なお話を聞いた。
その中で、「短歌ください」に投稿していたころの話がとても面白く刺激的だった。小坂井さんが投稿していた時期には、木下龍也さん、岡野大嗣さん、鈴木晴香さん、工藤吉生さんといった歌人らが常連に名を連ね、しのぎを削っていたという。私もまた、この時期は間違いなく「短歌ください」の全盛期の一つだと思う。
小坂井さんも当時、採用されればめちゃくちゃ嬉しかったし、不採用ならばめちゃくちゃ悔しく「なんでこの短歌が採用されて俺のが不採用なんだ!!」と思ったりもしていたとのこと。
そして、この話に特に唸らされたのだが、採用されている短歌を分析して、どういう短歌が採用される確率が高いか考え、応募していたという。
私もやはり、「穂村弘の『短歌ください』に採用されたい!」というモチベーションが、今でも一番高い。やはりこのレベルの取り組みまでする時期にきているのかもしれない。
名前をお見かけする、シラソさん、久藤さえさん、新道拓明さん、鈴木晴香さん……この人たちと切磋琢磨していきたい。いまはまだ向こうからはこちらはライバル視されるほどではないだろうけれど、いつかは、いつかは!