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「松村正直の短歌のコツ教室」第6回を受講
今夜は、NHK学園が主催する「松村正直の短歌のコツ教室」の開講日。6月まででいったん全5回の講座を終え、今月からまた全3回の講座が始まった(ナンバリングとしては、レジュメでも「第6回」と記してあったので、第6回目として書いていくことにする)。
今回も、前半はひとつのテーマをもとに集めた近代以降の秀歌の紹介と読み解き、後半は受講者の提出した短歌の添削という構成。
毎回、新しく学ぶことが必ずある。今回も「なるほど、こういう時はそうすれば良いのか!」という気づきがあった。
そして、「あ、これ、以前の松村先生の講義で聴いたことのある話だ!」ということも出てくる(今夜でいうと「あわせすぎると失われるリアリティ」の話は、確か昨年のJEUGIAでの講義でも教えてもらったように記憶している)。
物覚えの悪い生徒と言われてしまえばそれまでだけれども、大事な事柄ほど忘れやすいものでもある(矛盾しているようだけれども、なぜかそういうところがある……)ので、大事なことを飽かずぶれずに繰り返し教えてくれる松村先生は、本当に「先生」だなあ、と思う。
過去5回でもそうだったけれども、前半で紹介される短歌の中には、(単に私が不勉強なだけでもあるが)あまりよく知られていない歌人のものも含まれている。そのような短歌とその魅力を知ることができるのも、この講座の大きな楽しみの一つだ。今夜は、平野万里がちょっと気になった。
これから3ヶ月、また学んでいこうと思う。