2024.04.14 STARMARKET 30th Anniversary Tour@今池Huck Finn
世界一好きなバンドのライブを観てきた。
前回の2019年の再結成ツアーが一生に一度の機会かと思っていたが、まさか再びスウェーデンから来てくれるとは。
更に、20年ぶりの新曲を引っ提げての来日という、ファン感涙の展開である。
◾️セットリスト
01. Ten Seconds (2nd)
02. Carry On (2nd)
03. Count With Fractions (3rd)
04. You Can't Come (2nd)
05. Into Your Arms (3rd)
06. Amber (1st)
07. Wither (ep)
08. Hollowminded (1st)
09. Hate You Still (ep)
10. Baby's Coming Back (3rd)
11. Coming From The Cold (3rd)
12. So Sad (2nd)
13. Too Much Gone Wrong (2nd)
14. Radio Silence (new song)
15. Everybody's Gone (ep)
16. Safe Bayou (2nd)
17. Repetition (2nd)
en1. 1984 (4th)
en2. Unsaid (2nd)
en3. Your Style (1st)
◾️アルバム構成
1st 3曲
EP 3曲
2nd 8曲(!)
3rd 4曲
4th 1曲
5th 0曲
新曲 1曲
前回の2019年のジャパンツアーでは、傑作2nd『Sunday's Worst Enemy』からの選曲は4曲程度だったのが、今回は倍の8曲に。中でも、アンコールでまさかの披露となった"Unsaid"はスタマ史上最もファストな楽曲で、25年ぶりの演奏という超レア曲。他にも、"You Can't Come"、"Too Much Gone Wrong"、"So Sad"など、5年前には観られなかった2ndの名曲達が名を連ねる、大満足な内容。レア曲と言えば、前回は一曲も演らなかった4thから、"1984"をアンコールでチョイスしてくれたのも良かった。(他の会場では"Worn Out"や、アルバム未収録の隠れた大名曲"Last Verse"もやったとのことで羨ましい限り。)
ライブを引き締めてくれるのはやはり安定の3rd。"Count With Fractions"、"Baby's
Coming Back"、"Coming From The Cold"、どれも最高だが、今回は"Into Your Arms"がいつも以上に良く感じた。泣きのギター、ドラマティックな展開がライブだと余計に映える。3rdは元々大好きなアルバムだが、改めて素晴らしさを再確認させられた。
2ndからの選曲が増えた分、1st曲は半減したが、ライブで大化けする"Hollowminded"は絶対に欠かせないと思っていたので残してくれてありがとう。
そして、20年ぶりの新曲"Radio Silence"。置きに行くような無難な曲ではなく、盛り上がりはこの日のセトリの中でも5本の指に入るほど。そんな攻めの新曲を作ってきてくれたことが嬉しい。雰囲気としては3rdに近く、ストレートでアッパーながらも円熟味を感じさせる楽曲だった。
◇
また、この日のオープニング・アクトを務めたのは名古屋のGood Luck With Your Funと、柏のThe Coastguards。
特にThe Coastguardsは今回の私の目当ての一つ。圧倒的にテクニカルかつ、凶悪なまでにエモーショナルなパフォーマンスを披露。場を温めるどころか、もはや焼き尽くしてしまうほどの勢いで盛り上げてくれた。そのおかげもあり、最高に熱を帯びた状態でSTARMARKETへ。恐るべし、ハードコアシティ柏。
終演後は、気さくなスタマメンバーが一緒に記念撮影に応じてくれたり、コーストガーズメンバーと90's EMOの話ができたりと、EMOファンにとっては忘れられない夜となった…
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