LIFE ON THE WATER
またこの感覚か。
何度も何度も押し寄せてくる。
苦しいやら悲しいやら悔しいやら寂しいやら、
弱音を吐いたところで弄ぶかのように
ぶつかり合い飛沫をあげてまた静寂に帰す。
流れに身を任せて辿り着く場所もあるだろう？
行き着く先は楽園になるだろうか？
いまは旗を掲げた未来に進むため、帆を傾けるだけ。
そして、揺らぎを起こせ。
小さくてもひとつひとつ同じリズムで。
いま押し寄せてくる感覚は
きっと過去からの反動だから。
押し返すように掌の中の"正しさ"をぶつけろ。
必ず答えてくれるから。
暗くて深いからこそ光は存在感を放つ。
妬まず、蔑まず、ただ真っ直ぐに世界を見つめろ。
ゆっくりゆっくり波を作ればいい。
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