No2.高尾山
「世界一登山客の多い山」
そう。日本人で山と言えば?と聞けば
「富士山」と並ぶほど知名度があるのは「高尾山」と言っても過言ではないだろう。
そんな高尾山。
登山にハマってから、私が1年に何度もお邪魔してる山だ。
高尾山(599m)が人気を誇る理由の一つは都心からのアクセスの良さ!
そう!東京都にある山!
中央線で高尾駅まで行き、京王電鉄高尾線に乗り換え、一駅乗れば登山口である高尾山口駅に到着。
駅からすぐ登山口に行けるのも人気の理由。
色んな山を知ることで、このアクセスの良さの重要性に気づく。
山深く、アクセスに時間がかかる山もそれはそれで魅力的なのだが、やっぱり日常的に登山を取り入れるならアクセスの良い山が一番。
その点で多くの登山者が集まる山でもあれば、
ロープウェー、リフトもあり、終点の高尾山頂駅からは、コンクリートで舗装されている道が山頂まで続いているので、サンダルや革靴、ヒールのある靴でも行けちゃう山なのだ。
コースは8つ。
一番メジャーで、危険も少なく、観光客の人も挑戦しやすいコンクリートの道を登り続けられる1号路は登ったことがある人も多いはず。
私も最初は1号路からのスタートだった。
しかし全部のルートを制覇すると良くわかる。
一番安全ではあるが一番飽きてしまうコースなのだ。
せっかくの山登り。やっぱり自然に触れ、木漏れ日を感じ、土を歩きたいじゃない。
都内にある山なのにちゃんと自然を感じて歩けるコースが他に7つもあるのが高尾山。さすがです。
その中でも私が大好きで、ほぼこのコースでしか歩かないのが
「稲荷山コース」
木漏れ日が気持ちよく、道幅も広くて歩きやすい。
中間地点にあずま屋があって、そこからの眺めは天気がよければ新宿まで見渡せる。
都会が近い安心感を感じつつ、しっかり自分は山登りをして、自然に触れているんだ!という嬉しさもこみ上げる。
高尾山はそんな特別な感情を抱ける唯一の山だ。
山頂手前は長い階段があり、
初めてこのコースを登る人は心が折れてしまうかもしれないけど大丈夫。
ゆっくり歩けばなんの問題もない。
焦らず自分のペースで登って行けば、ほどよい達成感と共に山頂に辿り着ける。
このコースは登山好きが選ぶコースだから空いてるのもベスト。
山頂で「こんなに登ってる人いたんだ」と人の多さに驚くほど比較的静かに歩ける穴場的なコースなのだ。
山登り初心者の友達や旦那さん、母を連れて稲荷山コースを登ると、
みんな
意外な高尾山に出会った
と、とても喜んでくれた。
良く山を一緒に歩く山友とは高尾山〜奥高尾 陣馬山へ。
または陣馬山〜高尾さんへ。約18km。
このコースを歩けば山ロスは大抵解消できる。
都心で山ロス解消なんて夢のよう。
途中の城山ではこんな大きなかき氷も食べられる。
長い縦走でも、こまめにトイレや茶屋があるのも高尾山ならではの魅力と安心が詰まっている。
高尾山に着けば売店や茶屋などひと息つけるお店も沢山。
大抵はビールを飲んでリフトで下山。
ロープウェーよりリフトが断然オススメ。
やっぱり、こういう文明の発展には甘えてしまう。
いや、甘えていいのだ。
頑なにルールは決めない方がいい。
出会った山それぞれの楽しみ方を見つける事がベスト。
私の高尾山の楽しみ方には下山のリフト混みなのだ。
標高低めだから夏以外に歩きたい。
春は桜が綺麗だし、秋の紅葉も最高。
出来れば平日の早朝から登ると人が少なくて気持ちが良い。
思いたったらすぐ行けて
登山初心者〜ベテランまで満足させる間違いない山。
それが高尾山だ。
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