No.6 三浦アルプス
初めて単独登山をした思い出の山。
葉山から田浦・安針塚にかけて、
仙元山・阿部倉山・二子山・乳頭山・畠山の5つの山が連なり
体力に合わせて楽しめる縦走ルートがいくつもある。
山頂からは相模湾や東京湾と海が眺められる山だ。
どの山頂も100~200mほど。
累計標高も500m行かない。
この数字を見るとサクッと行って帰って来れそうだと思うだろう。
行ってみたらビックリ。
低山ながらアップダウンが多く、
分かりやすい道標、看板もあまりない。
更には細かな分岐とバリエーションルートが多いためかなり迷いやすいのだ。
私も何度行ったり来たりしたことか。
冬場は空気も澄んでいて、虫もいない。
夏に向けてのトレーニングとしてもかなり良さそうだ。
しかし単独登山一発目にしては、難易度の高い山を選んでしまった。
無事下山出来たときは安堵感で眠くなり、
帰りの電車はすっかり夢の中だった。
仙元山は桜の名所でもあるので次は春に行きたいところ。
単独初登山で行ったコースは仙元山〜南尾根、京急田浦駅。
迷いに迷った挙句、いつもより心も体もヘトヘトだったが、
また違うコースも歩いてみたくなった。
と言うことで。
翌週、旦那さんを連れて一番優しい森戸林道〜二子山へ。
こちらは余裕のあるハイキングを楽しめた。
二子山の山頂は広く展望台がある。
海も見えて気持ちの良い山頂だ。
下山口となる南郷上ノ山公園からは車道を歩き、新逗子駅まで向かう。
その途中では素敵な食器がたくさん置いてある
「葉山 若宮陶器」と言うお店を発見。
とてもワクワクするお店なのでこのコースを歩いた際には是非お立ち寄りを。
気軽に楽しめるコースでオススメだ。
それでも少し迷ってしまったが……
迷ってばかりの自分に落ち込むほど三浦アルプスで迷った私。
でも何度行っても迷ってしまうのは私だけじゃないみたいだ。
誰が何度言行っても迷う山。
それが三浦アルプスらしい。
そしてそれは如何にも里山らしい。
地図読みの練習や、夏山登山へのトレーニングにはうってつけ。
また冬に歩きたい。
教訓としては、
単独登山に慣れていないのであれば、
まずは行ったことのある山に行くのが安心だ。と言うこと。
行ったことのない山を、
地図やネットの情報だけで山のレベルを判断するのは
まだまだ私のスキルでは難しそうだ。
初心に戻り、たくさんの学びをくれた山。
それが三浦アルプスだ。