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音楽の力

おはようございます!
ジョイのるーさんです。

今日で朝活チャレンジ4日目。
ダイエットはよく3日坊主になるのに、仕事に対しては心のそこから本気で行っているので、どんなにキツくても体が起きようとする。不思議!

さて、今日はいつもと気分をかえて、音楽についてお話しようかな。


1.言葉がない

音楽には、歌以外、言葉がありません。

でも、言葉がなくても、
メロディや奏でる音から、「なにか」が伝わることってありませんか?

その「なにか」の正体こそ、音楽の力なのです。


よく、「芸術は国境を超える」なんて、いいますよね。
まさしくそれです。


なぜ「なにか」を感じるのか。そもそも、「なにか」って何者?


仮設をたてるならば、
「なにか」=共感 だと私は感じます。

ここから先は、すこしヲタク的な話になってしまいますが・・

メロディは、音を可視化することが出来るんです。

音を可視化というのは、いわゆる「楽譜」です。
楽譜は、メロディを音符で書かれています。これは、いわゆる「文字」と同じ役割。

この楽譜に記載されている音符たちには、無意味な音が1つもない。
それは、「言葉」だって、同じです。
意味のない言葉が沢山あると感じやすい世の中ですが、話し手にとっては「意味がある」言葉なので、その言葉を受け取る側に問題がある気がしそうです。

たとえば、
小説、ビジネス書、絵本や漫画に、無意味な言葉ってありますか?
おそらく、作者は「無意味」だと思って、言葉を紡いでいるわけではなく、読み手に自身の考えや想い、ファンタジーを届けたくて「言葉」を届けてくれていますよね。

話を戻すと、
「音」には、小説や絵本と同じように、主語・述語などがはっきり組み込まれています。
だから、それら「音」のピースが揃ったときに、初めてメッセージ性がうまれ、音が言葉に変わる瞬間になるのです。

そのメッセージを感じると、

「これ、めっちゃいい曲〜」
「なにこれ、面白い曲!」

っていう気持ちが生まれます。
そこに歌詞があれば、歌詞を助長させるメロディが付けられていますから、
「いい曲!」っていう想いが、掛け算のように増えていくんですね。

そう思うと、「なにか」の正体は、共感だっていい切れそうです。



2.戦略

実は、音楽って、巧妙なんです。
どんな生き物にも生存戦略があると思うんですが、同じく音楽にも昔から受け継がれていくための「継承戦略」があります。

音楽の起源は、遥か昔。
教祈りを捧げるために歌われたり、石や木を使って打楽器のように音を出したのが、最初の最初。

まず、この時点で、継承戦略がすでに起こっています。
1つ目のキーワードは、「祈り」

日本で言えば、邪馬台国の卑弥呼が現れたあたりでしょうか。
その頃から、「神に仕える人」がいるという認識を、ヒトはするようになりました。
すると、そのまま時代が進むにつれても、「神に仕える人」という人間がいるという事実は、ずっと引き継がれてきました。

今で言えば、「神社」がその名残です。
どの神社でも、「神様」もしくは「時代を牽引した歴史上の人物」が奉られていますもんね。

つまり、祈りには祈祷が必要で、
ヨーロッパでは、その祈りが「歌」だったんです。


そして、もう一つのキーワードが「言葉」。

ヒトは、遥か昔、言葉を知りませんでした。
ですが、ヒトが誰かと「なにかコミュニケーションをとりたい」と思うことは昔から変わらなくて。

どうやったらコミュニケーションをとれるのか、と先人のヒトたちは考え、
考え抜いた結果、モールス信号のように、石を石や海にうちあげられた大木などで叩き、音を出して意思疎通をし始めました。

そこからヒントを経て、言葉というよりオノマトペのような音を使い出し、そこから派生して、あらゆる「言葉」が生まれました。


つまり、音楽って、祈りからはじまり、昔から「言葉」という存在があったといえそうです。


これって、すごい力だと思います。

だから、メロディに心打たれる、というのは、
ヒトの遺伝子にプログラムされている。

音楽をきいて、心打たれるのは、
その音楽に「言葉」が組み込まれているからだったんですね。

歌詞があれば、「言葉」×「言葉」になりますから、
メッセージ性がより強くなります。


音楽最強説ありそう!笑


世界中のヒトが、もっと音楽が大好きになって、
音楽を通して「手を取り合う」ことにつながったらいいなあ。



もう少し堀り下げたような話は、また次回話そうかな。


おしまい。







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もろえ  るり
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