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ゆったり散策しませんか? サウンド オブ 下北沢、敏感少年隊

こんにちは! 今年もいよいよ年末が近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、ゆったり散策したくなるような、心が洗われる楽曲を紹介します。

下北沢をテーマにした音楽で、敏感少年隊の 「サウンド オブ 下北沢」。

まずはお聴きください!

〈 敏感少年隊,   サウンドオブ下北沢 〉


2006年9月、UK プロジェクトからリリースされた楽曲ですが、3曲入りのシングルで 840円!

なんてリーズナブルなんだろう!

私はこの曲が好きで、何年たっても聴きたくなります。

ホッと癒されるのです。

男性2人、女性4人からなる6人編成のグループですが、敏感少年隊というより、銀杏BOYZといった方が有名かもしれません。

敏感少年隊は、銀杏BOYZの峯田和伸さんを
中心に結成されたバンドなのです。

いきさつですが、、

下北沢の再開発計画を考えるプロジェクトがきっかけで、この楽曲が出来上がりました。

当時、、

アーテイストや文化人を中心に、下北沢の大規模な再開発に反対する運動が起きて、その流れの中でリリースされた楽曲です。

ちょうど下北沢で音楽の熱かった時期。

ビルの建築や道路の整備などから、下北沢の街を守りたいというテーマがあったのです。

歌詞の内容は、

下北沢に住む可愛いあの娘に会いに行こう

というものですが、

“あの娘” というのは、“古き良き下北沢” を象徴しているように思います。

歌詞の最後の方に、あの娘が引っ越してしまう、とありますが、、

それは、古き良き下北沢が、再開発によって
変わってしまうということを意味しているのでしょう。

歌詞の途中には
「工事現場がうるさいな」
などの皮肉も入っています。

このように開発反対のメッセージの込められた歌詞ですが、
私はそんなことはまったく関係なく、、

素朴で庶民的な下北沢の風景を映し出している、この曲が大好きです。

下北沢の風景が目に浮かぶような、素晴らしい歌詞やサウンドが私の胸をわしづかみにするのです。

私はこの曲が好きで、知人に薦めたりもするのですが、

曲を聴いて、

「えっ!? アマチュアですか??」

みたいに驚かれることもあります。

そんなときは、

「何を言ってるんだ! 天下の銀杏BOYZだぞ!」

と心の中で思ったりします。

とはいえ、確かに、、

洗練された緻密なサウンドというわけではありません。
ただ、“手作り感” が伝わる暖かみのある楽曲です。

しかし、サウンドが洗練されているとか、緻密だとか、そんなことはどうでもいいのです!

もっと大事なことがあるのです!

なぜ、私がこの曲を好きかというと、、

それは、

「心がこもっている」

からです。

楽曲全体から、メンバーの下北沢への
深い愛情が伝わってくるのです。

ピアニカやリコーダーを用いた素朴なサウンドや何気ない日常を描いた歌詞に癒されるのです。

私もまったりと、ささやかな幸せに包まれながら、毎日を過ごしたいなぁ、、

と歌詞の雰囲気に憧れます。

思うのですが、、

私たちは日々あくせく働いたり、やるべきことに追われたり、慌ただしく過ごしがちです。

目の前のやるべきことしか見えなくなってしまうというか。

実は、、

心理学的にも、人はそんな状態におちいりやすいと言われています。

結局、何が言いたいのかというと、この曲の世界観のように、

やるべきことをいったんおいて、ゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか?

のんびり目的もなく散歩に出かけるのもいいですよね。

特に、アドラー心理学では、ときには目的もなく、ゆったり過ごすことも大切だと考えられています。

(日々、目的にとらわれすぎていて、大切なことを見落とさないように、という意味です)

先日、、

私自身も、遠方から京都に来てくださった方がいましたので、、

ゆったりと散策をしました。

カフェをめぐって、

ハーブティーやスウィーツで、まったりした時間を過ごしました。

〈 午後は上品なカフェで、ホッとひといき 〉

なんやかんや忙しく過ごしている私ですが、、

久しぶりにゆったりしたひとときを過ごして、

心の洗濯ができました。

また、

年末の雰囲気がただよっていて、、

京都の夜のカフェは、ややスピリチュアルでした。

カフェでゆっくりしながら、その方と時間を忘れて、とりとめのない話をしました。

心地いいひととき。

現代人は忙しすぎます。

あなたは、どうですか?

ときにはやるべきことをいったんおいて、ゆったりしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

〈 夜、六角スタバからの眺めは、ややスピリチュアルでした 〉

というわけで、、

下北沢をテーマにした楽曲、敏感少年隊の 「サウンド オブ 下北沢」を紹介させていただきました。

まとめると、この曲には、、

下北沢の開発に反対するというメッセージがありますが、それだけではなく、

純粋に、音楽的に素晴らしい楽曲となっています。

だからこそ私は、この曲が好きなのです。

下北沢へのピュアな想いが詰まった楽曲 「サウンド オブ 下北沢」 は、心のこもった素晴らしい楽曲だと思います。

ぜひあなたもこの曲を聴いて、ゆったり散策をしてみてはいかがでしょうか。

それでは、また!

〈 敏感少年隊,   サウンドオブ下北沢 〉


■ 執筆者 : 松岡 学


■ 音楽のかからない音楽番組

好きな音楽を紹介しているラジオ風 you tube 番組です。
この7月の配信では、

せつなさあふれる下北沢サウンドのメレンゲ
VS
憂いを帯びた声質で、柔らかな歌い方が胸に響く池田聡さん

そんな内容でお届けしています。

槇原敬之さんのライブの感想も話しています。
ぜひお聴きください!


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