前に突き進む元気をもらいたいとき、下北沢サウンドに触れてほしい
こんにちは!
季節は春になりましたね!
公園の桜も咲き始めて、暖かな気持ちになってきました。
そんな中、今回は私たちにエネルギーを注入してくれる音楽を紹介します。
ところで、、、
やらなきゃいけないと思っていて、
頑張りたいけど、なかなかやる気がでない、、、
そんなときはありませんか?
そんなとき、私なら下北沢サウンドの音楽を聴く。
なぜなら、前に突き進むエネルギーを注入してもらえるから。
もともと、、
2000年代前半、下北沢を中心にインディーズシーンで活動していたアーティストたちが盛り上がりをみせ、メジャーシーンにも旋風を巻き起こしました。
その独特なサウンドから、そのようなアーティストたちは、下北沢系と呼ばれるようになりました。
特徴はアーティストによって様々ですが、一般的には、
自由な音楽性
疾走感と焦燥感
情熱と切なさ
などがあげられます。
ちょうどこの頃、エモーショナルという言葉も日本の音楽業界で使われるようになりました。
感情を揺さぶられる音楽という意味です。
有名なバンドとしては、
アジアン・カンフー・ジェネレーション、BUMP OF CHICKEN、レミオロメン、ストレイテナーなど、
私は他にも、
メレンゲ、フジファブリック、GOING UNDER GROUND、つばき、アンダー・ザ・カウンター、音速ライン、ART-SCHOOL・・・
などを好んで聴いていました。
当時、偶然テレビで見かけたアンダー・ザ・カウンターの迫力のあるMV(ミュージックビデオ)の映像は、今でも私の心に深く刻まれています。
アンダー・ザ・カウンターは、私にとって下北沢サウンドのひとつの象徴のようなバンド。
〈UNDER THE COUNTER, ミソラ〉
自由にやりたい音楽をやって、それでいて力強く前に突き進んでいる。
そんな下北沢系のアーティストたちに、私は憧れを抱くようになりました。
なんでだろう?
彼らの音楽には気持ちを揺さぶる何かが存在している。
理由ははっきり分かりませんが、心が揺れ動かされるのです。
私の印象では、
激しく情熱的で、それでいて、はかなく切ない下北沢サウンド・・・
当時、仕事が忙しく余裕のなかった私にとって、自由に音楽を表現している彼らは、まぶしい存在でした。
〈音速ライン, 逢瀬川〉
疾走感あふれ、それでいてせつない。
音速ラインは、私の好きなバンド。
当時は、、
今のように you tubeが流行る前でしたので、スペースシャワーテレビなどが貴重な情報源でした。
私はラジオを聴いたり、スペースシャワーテレビを見たりして、音楽に触れていました。
ある日、、、
何気なくスペースシャワーテレビを見ていたら、フジファブリックのメンバーが全員でワゴン車に乗って、全国のライブハウスをめぐる、という企画をやっていました。
ワゴン車1台で全国を回る旅。
「彼らは、なんて仲がよいのだろう!」
と思いました。
そして、、
やりたいことを、やりたいようにやって、自由に音楽を表現している姿が印象的でした。
やがて彼らは、 「桜の季節」てメジャーデビューしました。
〈フジファブリック, 桜の季節〉
いつしか、、、
私は日常的に、下北沢サウンドの音楽を聴くようになりました。
いつまでも彼らの音楽が、そばにいてくれると思っていました。
ところが、、、
時代の流れとともに、下北沢サウンドのブームは終わり、、
ネットによる音楽配信の普及とともに、
CDショップも閉店し、、
ビルや道路の整備とともに、下北沢の街の雰囲気も変わっていきました、、、
下北沢のインディーズシーンで情熱的に活動していたアーティストたち。
彼らは今どこへ行ってしまったんだろう?
彼らのサウンドと同様に、、
激しくも、はかなく、日本の音楽シーンや下北沢の街を駆け抜けていったのだろうか。
〈つばき, 瞬き〉
つばきの「瞬き」、その歌詞やサウンドが胸に染み込んでくる。
一日一日、私たちに起こる出来事は、瞬きのようなものなのだろうか。
そんな無常感を、ギターサウンドに乗せて歌っている。
「瞬き」の歌詞を引用します。
まばたきすれば通り過ぎてた
ありふれた僕らの幸せが
本当は一番欲しかったものかもな
ここまで、、
下北沢系の音楽について書いてきましたが、とにかく彼らの音楽を聴いてほしい。
下北沢の音楽の香りに触れてほしい。
情熱的でせつなく、心揺さぶる音楽。
もしあなたが、力強く前に進みたいとき、きっとエネルギーを注入してくれるはず。
私も今から、アンダー・ザ・カウンターのCDを聴いて、元気をもらおうと思う。
■ 執筆者 : 松岡学
■ 音楽のかからない音楽番組
くわっちと一緒に、音楽番組をやっています!
今回は、くわっちが崎谷健次郎さん、私が Hump Backを紹介しています。
ぜひ、お聴きください!
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