
プリンセス プリンセス キウイ師匠のひとつかみ
立川キウイ師匠は落語家であり、音楽ファン。
あの立川談志師匠のお弟子さんで、最近、著書『談志のはなし』を刊行されたり活躍されています。
また、キウイ師匠のブログには、音楽CDの感想や辛いラーメンの写真なども見ることができます。
〈 左 : 談志師匠、 右 : キウイ師匠 〉
最近、私が落語家の快楽亭ブラック師匠を推していることや音楽という共通の趣味があることもあり、
ブログなどを通して、キウイ師匠とは交流をさせていただいています。
(実は私も、辛いラーメンが好きだったりします、、)
キウイ師匠のブログで、最初に目にとまったのは古内東子さんでした。
私も90年代には、よく古内東子さんを聴いていたからです。
〈 キウイ師匠と私のことは、こちらの番組でも話しています 〉
今回、、
そんなキウイ師匠のブログを眺めていたら、プリンセス プリンセス(プリプリ)が私の目に止まりました。
懐かしい!
平成の始まりにブレイクしたバンドを、令和の初期に聴くのは感慨深い。
さすがキウイ師匠!
〈 キウイ師匠の記事はこちらから 〉
そんなわけで、「キウイ師匠のひとつかみ」として、今回、プリンセス プリンセスを紹介させていただきます。
プリンセスプリンセスは、
ボーカル
キーボード
ギター
ベース
ドラム
からなる女性バンド。
当時、、
ボーカルだけ女性で、ギター、ベース、ドラムが男性からなる女性ボーカルのバンドは、タケノコが生えてくるくらい、たくさんいました!
そんな中、メンバー全員が女性からなるバンドは比較的少なかったように思います。
1986年にメジャーデビューした彼女たちですが、3年後に転機が訪れます。
1989年4月にリリースしたシングル「ダイアモンド」で大ブレイクするのです!
1989年といえば平成元年。
平成の始まりとともに、プリンセス プリンセスは快進撃を始めたのです!
〈 ダイアモンド, プリンセス プリンセス 〉
平成元年、私は大学生でした。
駅前の英会話学校 ECCに週に1度習いに行っていたのですが、、
駅前のスピーカーから「ダイアモンド」が大音量でよく流れていました。
はじけるような奥居香さん(現 : 岸谷香さん)のボーカルとポップなサウンドが印象的で、「いい曲だなぁ」と思いながら英会話学校へと急いでいたことが懐かしいです。
当時は、カラオケが全盛で、音楽の熱い時代でした。
プリンセス プリンセスといえば、ダイアモンドのようなはじけるイメージもありますが、魅力はそれだけではありません!
ミドルテンポやバラードも素晴らしいのです。
私が大学生の頃、友達がプリンセス プリンセスのアルバムをカセットテープに録音してくれました。
そのカセットを聴きながらドライブをしていたのですが、シングルだけじゃなく、
「アルバムの曲もとてもいい!」
と感じました。
その中で、私がいいなと思ったアルバムの曲は「パパ」。
タイトルのごとく、パパへ伝えたいことを娘目線で書いた歌詞の曲。
ユニークな視点の歌詞だなと思い、今も印象に残っています。
ジワジワと胸に響く素敵な曲です。
〈 パパ, プリンセス プリンセス 〉
そして、
プリンセス プリンセスのバラードといえば、なんといっても名曲の「M」。
別れた彼氏を想うしんみりした曲。
いつも一緒にいたかった
となりで笑ってたかった
季節はまた変わるのに
心だけ立ち止まったまま
この出だしを聴いただけで、胸に沁みる。
何てせつないんだ!
涙がこぼれてくる。
この曲は、実体験を元にして作られたといいます。
作詞の富田京子さんは、、
イニシャル M の人と、きっと素敵な恋をしていたのだろうな。
それにしても、、、
M というと私と同じイニシャル。
誰だか知らないが、別れた彼女から、こんなにも想ってもらえてうらやましい!!
(きっと私のことを、陰からこんなにも想ってくれる女性はいないだろうなぁ…)
そんな気持ちにもなる、せつなく美しい曲。
〈 M, プリンセス プリンセス 〉
というわけで、プリンセス プリンセスを紹介してきました。
今回は、代表的な曲を中心に紹介させていただきましたが、プリンセス プリンセスを知らない世代の方々にも、これをきっかけに好きになってもらえたらうれしいです。
それでは、また!
■ 執筆者 : 松岡学
■ 談志のはなし
キウイ師匠の『談志のはなし』は、普段の何げない談志師匠を知るには最適の本です。
談志師匠の名言の数々に、私も勇気づけられています。
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