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2人の愛の形をエモーショナルに表現した「蝶々結び」、Aimerと野田洋次郎によるコラボ曲!

こんにちは!

桜がキレイな季節になりましたが、いかがお過ごしででしょうか。

今回は、あなたに優しく寄り添いう曲。

Aimer (エメ) さんの「蝶々結び」を紹介いたします!

それでは、まずはお聴きください!

〈Aimer,  蝶々結び 〉

いかがでしたか?

不思議な魅力に包まれた、
優しく寄り添ってくれる、素敵な曲ですよね。

この曲はラッドウィンプスの野田洋次郎さんがプロデュースなのです。

蝶々結びをテーマに1曲作ってしまうなんて、すごいですよね。

この曲は、1番のAメロ、Bメロはひたすら静かに歌っていて、

サビで突然力強く、エモーショナルに歌われます。

しかも、、

AメロとBメロはメジャー(長調)なんですが、サビになるとマイナー(短調)に転調するのです!

つまり、

歌い始めのAメロとBメロは長調で静かに歌い、
サビになると突然短調に転調して、力強く、エモーショナルに歌い上げる

という、そんな構成の楽曲。

しかも、、

ボーカルの Aimerさんが心情豊かに、絶妙に歌い上げるのです!

さらに、、

楽曲の後半では、

Aimerさんと野田洋次郎さんがコラボして、一緒に歌っています!

今流行りの言葉で言うと、まさに神曲!

MV (ミュージックビデオ) では洗練された Aimerさんのボーカルを聴けますが、

次の動画では、オーケストラをバックに Aimerさんの生のボーカルがダイレクトに伝わってきます。

「洗練されたボーカル」と「生のボーカル」、どちらも心に響きますので、

ぜひ MV (ミュージックビデオ) と聴き比べてみてください。

いかがでしたか?

生歌はいいですね。歌声の肌触りが伝わってくるかのようです。

音楽を聴くとき、サウンド重視の私は、ついサウンドに耳がいってしまうのですが、、

この楽曲、歌詞がユニークですよね。

まさか蝶々結びの結び方の歌ではないと思うのですが、

やはり野田洋次郎さんが作詞だけあって、個性的な歌詞の中にも心に響く心情が込められています。

先ほども書きましたが、この楽曲は、

特に1番のAメロ、Bメロはひたすら静かに、控えめに歌っていて、サビで突然力強く、エモーショナルに歌われるようになります。

そんなサビの始まりが次の歌詞

羽根は大きく 結び目は固く
なるように きつく結んでほしいの

まさに蝶々結びを結んでいるような歌詞ですが、突然エモーショナルに歌われるこの部分は、

「愛の形」

を表現しているのでは、ないでしょうか。

「羽根は大きく」というのは愛の大きさや広がりを、
「結び目は固く」というのは固い絆を

表しているように思います。

また、Aimerさんの歌を聴いていると、サビの中でも特に「ほしいの」という部分か力強く、エモーショナルな心情が込められているように感じます。

「ほしいの」は漢字で書くと「欲しいの」

つまり、

あなたの心も体も含めてすべて欲しい
大きな愛、固い絆をあなたと築きたい

という、主人公の願望 (心の叫び) を表しているように思います。

そして、

サビの後、2番のAメロは次のように始まります。

片っぽでも引っ張ちゃえば
ほどけちゃうけど
作ったもの壊すのは
遥かに簡単だけど

これも蝶々結びにたとえて、2人の関係性を歌っていますよね。

どちらかが、強く強引な態度に出ると、愛は壊れてしまうかもしれない。

それは一瞬。

愛は築きあげることより、壊すことのほうが簡単です。

だからこそ、2人の愛が壊れないように、心がけなければいけない。

そんな主人公の不安な気持ちが表れています。

そんな「愛」の願望や不安を歌いながらも、後半、野田洋次郎さんと一緒に歌うあたりから、ポジティブな気持ちが表現されます。

この蒼くて広い世界に
無数に散らばった中から
別々に二人選んだ糸を
お互いたぐり寄せ合ったんだ

星の数ほどいる人の中で、お互いが惹かれ合った。
なんてロマンチックな歌詞でしょう。

このとき、

無数の人の中から、奇跡的に惹かれ合ったというと「結ばれた」というイメージがあります。

しかし、、

この後、次のような力強い言葉へと続きます。

結ばれたんじゃなく
結んだんだ

さすが野田洋次郎さん、
最後に本質的な愛の形を表現しています。

「愛」というのは2人で育むものなのです。

1番と2番の歌詞では、愛への願望や不安、心の叫びなどを歌い、最後の最後に普遍的な愛の形を誓う。

しかも、優しさや柔らかさを感じ、心情豊かに歌われる。

Aimerさんと野田洋次郎さんのコラボレーションで作り上げられた「蝶々結び」。

もう感動しかない。

それでは、最後にもう一度リンクを貼りますので、噛みしめてお聴きください。

それでは、また!


■ 執筆者 : 松岡 学


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