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ピアノレッスンで、合格スピードが格段に速くなる方法

2025/01/20

ピアノレッスンで、速く合格する方法をお伝えします。
とて、
これはレッスン中に、私も、他の先生方も、
繰り返し何度もお伝えしているであろう内容です。

それは

弾けないところを重点的に弾いてくる



「なんで弾けないところを弾いてくると合格するの?」
と生徒に尋ねると、それができていない人は、
わかっていても言語化が難しく、しばら~く考え込んでしまいます。

そうなんです。人間て、頭や理屈ではわかっていても、
実行できていないと、言葉で説明し辛いのです。
だから、説明の下手な人は、なんでも実行してみることです。


ここで、課題克服、合格の基準について
シンプルにおさらいします。
基本のキから書くと、

1.音とリズムが間違っていないこと
2.譜面についている強弱記号が意識して弾けていること
3.ちょうど良いテンポで弾けていること
4.ブルグミュラー以上は、曲想が捉えられていること



この4つに集約できます。

でも、1.をまだウロウロしていて、何カ月もかかる人もいます。

毎回私から、譜面への書き込み、口頭でのアドバイスを
受けつつも、ま~ったく変化なしなのです。

超初級者ならそれも仕方ないかもしれないけど、
だいたい、バイエルの90あたり最後~格段に増えて来ます。



で、その理由を私なりに考えてみました。


1.どこが弾けないかそもそもわかっていない
2.弾けないとこだけ弾くのは面倒だ
3.最初から最後まで、1-2回、通して弾くのが
 練習だと思っている
4.言われたことを忘れる
5.もしくは、アドバイスを聞く必要性を強く感じていない
6.書き込みに全く注意をせず、無視して弾いてくる
7.通して弾いて合格なんだから、通して弾くし!と思ってる
8.初級の頃の習慣を変えられない
9.そもそも、私は僕は、そんなもんだとあきらめているので気が乗らない
10.練習とは=ピアノにさわることだと思っているため、
 目的意識のない惰性でただただ弾いてくる
(でも合格はしたい)



と、重複する内容も入った10個になりましたが、

だって、そもそも前へ進むとは、どういうこと?
合格って?

それは、最初に書いた


1.音とリズムが間違っていないこと
2.譜面についている強弱記号が意識して弾けていること
3.ちょうど良いテンポで弾けていること
4.ブルグミュラー以上は、曲想が捉えられていること


が、できていることなのです。
もちろん、細かく言えば、これだけではありません。


弾けるところは何回弾いても弾けるので、もうそこは
置いておいて、弾けないところを弾くのです。

これを読んだ大人の方々は、「要領よね~」
と思っていらっしゃる方もいると思いますが、
自己流や我が強いと、「そのまま」「言われた通り」に
することに必要性を感じないので、
結果、要領の悪い子を作っていくことになるのです。


元々よりも、そちらが多いかも?しれません。
速く進んでいる子どもを見ると、上記のことが
よくできているのです。
技量はさほど変わりません。

でも、「先生が〇〇とゆったから」が入っているのです。
だから、上達が早い!嬉しい!



1.については、ときどき録音して聴いてもらっています。
練習順序を付箋に書いて、譜面に貼り付けることもあります。

原因も、もちろん考えます。
譜読みの問題をまだクリアできていないか?
初見が弱いか?
リズム譜の完全理解がまだ乏しいか?
指の動かし方に問題があるのか?などなど・・

でも...同じことを繰り返します。
きっと意識の問題ですね。


目的意識を持った練習方法を、しっかり掴んでほしい私は、
これを長年、伝える結果になっているのです。


アナリーゼ(曲の分析)はとても大切だと思っているので、
しっかりやります。
これに沿った練習が、合格への最短距離です。

あとは練習。例外を作らない練習です。
どの子も練習時間は、さほど変わらないのですから。



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