子どもに「勉強ってもしかして楽しいかも?」と錯覚させる小さな裏技1こ。
「勉強って楽しい!・・かも?」と思ってもらうためには、
あれこれとたくさんある宿題の、いちばん最後を、
いちばん楽しめる、本人の得意なもの、やりたいものに設定します。
これが、錯覚による簡単な裏技です。
例えば、絵が描きたくてしょうがない子。
ヒマがあると紙に、なんだかお姫様や恐竜の絵を描いています。
親は、そんなもん描いてても、算数の成績は上がらないと思います。
そうです。上がりません。そればっかりやってたら😊
でも、禁止すればするほど、やりたくなるのが人間というもの。
大人もみんな同じです。
なので、絵を図工ということにして、お家での勉強の時間割を
子どもといっしょに作ります。
例えば
1時間目 算数
2時間目 国語
3時間目 図工
一番最後に、やりたいこと、楽しみにできることを持ってきます。
こうすると、人は最後にやったことが記憶に残るので、
「あ~楽しかった!」という印象で終わらせることができます。
ただし、時間割なので、どれも同じ時間に設定します。
こうすると、ゲームに何時間も費やすことも防げます。
1時間目 算数
2時間目 国語
3時間目 情報処理?😄
という風に、「ゲーム」ではなく、別の言葉に置き換えます。
もしゲームを2時間もやる勢いなら、算数も国語も、
それぞれ2時間ずつやることになることを説明します。
時間割ですから(笑)
「テレビ」「YouTube」「i-pad」いろいろあります。
映像の時間割?なんかいい言葉あるかな~?
飛び跳ねたい場合は「体育」かな?
ピアノの練習は、もちろん「音楽」の時間。
いちばん最後に、いちばん楽しみにできる時間割を
子ども達と作ってみてください。
ちなみに私は、あまり練習が好きじゃない子には、
褒めてあげられることを最後に持ってきています。
あまり弾けていない日は、最後はワークブック。
耳のいい子は、最後はドレミの音の聴き取り。
歌の好きな子は、レッスンの終わりに好きな歌を歌います。
あいみょんをリクエストされようが、YOASOBIだろうが
対応します。プロですから(笑)
長~い小中学校生活、そしてピアノレッスン。
たまには飽きて当たり前。
たまには練習できてなくても仕方ない。
ず~っと続け続けることが大切です。
いつか時間割(スケジュール管理)が自分でできるようになるまで、
いっしょにがんばりたいです。