![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172136482/rectangle_large_type_2_69ff3a4bf5c8d93b9ad3786a96dfba7a.png?width=1200)
Metro Boominってご存知ですか?今更誰とは聞きづらい:メトロブーミン
MetroBoominはご存知でしょうか。
彼はアメリカ出身の、主にヒップホップを中心とした音楽プロデューサーです。
個人的に記憶してる限り、名前を見るようになったのは2017年にリリースした 21Savage と Offset とのコラボアルバム「Without Warning』がメガヒットしてからでしょうか。
正直その時まで私は全く知らなかったのですが、21Savage(特にアトランタを中心とした南部のトラップが人気でしたよね)などの人気はとてつもないタイミングだったのでその勢いそのままに、だったのでしょうか。
当時私も米国に住んでいたのですが、特に若者はHip Hopしか感いてなかったですね。
話しは逸れましたが、セルフプロデュースの『Not All Heroes Wear Capes』『Heroes & Villains』はどちらも大ヒット。
また2023年には映画アクロスザスパイダーバースのサントラを担当『Metro Boomin Presents Spider-Man: Across the Spider-Verse』。マイルズモラレスが主人公ということもあり前作イントゥーザスパイダーバースでもPost Malone・Swae Leeの"Sunflower"などHiphop アーティスト中心のアルバムだったことも考えるとこの起用は順当ですが、アルバム通してプロデュースに携わっていることから非常に信頼/期待されていることが伺えます。
このサントラには様々なアーティストが参加しているのですが、特に注目はJames Blake 参加の"Hummingbird"。
確かにJames Blakeは積極的にプロデュースの仕事も行っておりBeyonce の"Lemonade"やTravis Scottの"Astroworld"への参加でもわかってはいましたが、意外とHip HopやR&Bとの相性良いのですね。
Pitchfork ではあまり芳しくない評価ですが、、、個人的に好きなアルバム。
そしてなんと言っても今年リリースした Future との共作アルバム “We Don't Trust You"、 “We Still Don't Trust You”の二枚。
特に話題になったのはDrakeとの抗争。ドレイクvsそのほか大勢の構図。
経緯は日本でも何名かがわかりやすくまとめられているので、そちらを参照いただければと思いますが、こちらでも最後にMetro 関連で少しだけご紹介。
長らくチャート上位にあるケンドリックラマーとコラボした Future/Metro Boomin の大ヒットソング"Like That"では、、
ケンドリックがしっかり Drakeに対して"M*******the big three, n****it's just big me"とのクリティカルなリリックで歌っております。
これは、下記ドレイクの"First Person Shooter"に対するアンサーだったのですが、
まさかのDrake が、すかさずアンサーソングとして"Push ups”をリリース。
いやぁーディスを受けてのリリースまでが、とんでもなく早かったですね。
この楽曲ではもちろんケンドリック並びに、様々な人へディスを行っています。
もちろんLike Thatにかかわっているメトロについても、、、、
"Metro, shut your ho a** up and make some drums, n**** "
これまでドレイクは本当にラッパーなの?
ゴーストライターがいるのでは?
と色々言われてきた中で、このアンサーソングはそのネガティブな評価を一変するような出来だったと認識しております。
、、、、とDrake の楽曲紹介になってしまったのでここで終了いたします。
一応以下、この事件の特に重要な関連楽曲
"First Person Shooter" : Drake feet Jcole
"Like That" : Future, Metro Boomin feet Kendrick Lamar
"7 Minute Drill" : Jcole
"Push Ups" : Drake
一昨年のコーチェラでは、メインステージではないものの、様々なゲストを呼びメインでないステージでありながら非常に話題を集めるなど、いま米国で最も人気のある一人かと思います。
まだ日本への来日はなかったはずですが、今後も非常に重要なプロデューサーであることには変わらないため動向には要注目です。