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Anisonin 男女2人組エレクトロポップユニットの2ndアルバム「Human Disruption」をご紹介! 身体と精神との連続性を立体的に表現するエレクトロポップなサウンド空間。どんな状況でも、人間は、変化に対応し、均衡を保つしなやかさをきちんと備えていると感じさせる楽曲群!

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【アーティスト紹介】
「Anisonin」(アニソニン)は、女性ボーカルの「anisonin」(アニソニン)とギタリストでトラックメイカーの「加藤俊一」(カトウシュンイチ)からなる2人組のエレクトロポップユニット。

「anisonin」が描く、文学的で情緒的で耽美的で、時に心を抉るように鋭角に切れ込み、時に優しく触れるように紡ぎ込み、身体と精神とを地続きに表現するリリックの広がりを、「加藤俊一」の発想力と創造力により精妙に組み立てられ築き上げられたサウンド空間。

時に心のひだに優しく滑らかに、夢の中に漂うようにエンジェリックな、時に胸の真ん中に鋭く切れ込み、衝き動かすように豪胆な、「anisonin」自身のボーカルが、エレクトリックに、あるときは、アコースティックに、響き渡るそのサウンド空間の間口と奥行を大きく拡げ、好循環な連鎖を生んでゆく。2021年も、3月「胎児の夢/脳髄論」、8月「青春と骨」、9月「逆」、10月8日「太陽と月が見える丘」と継続的なシングルリリースに引き続き、2021年10月22日 2ndアルバム「Human Disruption」リリース。

清濁正邪が混在するこの現実世界の中にあって、一筋の光を照らす、いま、注目すべきポップワールド!

【作品紹介】
生きていく営みの中で、外界の状況やその変化に対応しながら、均衡を保つしなやかさとしたたかさを、どんな状況、どんな運命の下にあっても、人間がきちんと備えていると感じさせられる楽曲群。身体と精神との連続性を立体的に表現するエレクトロポップなサウンド空間が全編に構築・展開される。

社会が進歩の過程にあるという認識に基づけば、その進歩が結着する場は、人々が集う便利で都合が良い都会かもしれない。そのような安易な推察を打ち払うように、田園生活・田舎暮らしに向け、大きく針路を変えて進んでいくことは、また、複雑に絡まって脱出困難な人間関係の束縛から解放され、身体的にも精神的にも、潔さ、清々しさ、心地よさとともに、爽快で自由な気持ちを抱かせることかもしれない。そんな「Anisonin」のリリック世界が、アコースティックでフォーキッシュで牧歌的なトラックと、重層的で拡張的な効果をもたらすコーラスで奏でるサウンドにのせて華麗に展開される。エレクトロユニット「Anisonin」という多面体の1面をさらに窺うことができる1曲、 M-1 「青春と骨」。

軽くディストーションのかかったボーカルとベースと、バウンドするドラムスのリズムが、ちょっとした高揚感を醸し出し、ついリピートしたくなる気分にさせられるベース・ポップ。インスト曲ながら、「anisonin」の発するボーカルに意味を捉えようとさせられ、空耳の感覚でも引き込まれる M-2 「デリノ」。同じ色の涼やかな風合いやイメージを言外にコラージュしつつ、今の世界を確実に描写する意味深い歌詞が、そこはかとなく静かな幸福感とぼんやりとした少しの不安感を同時に憶えさせ、シンセのフィルインも心地よい、ミディアム・ポップ M-3 「水辺にほおづえ」。軽やかにシャッフルして心地よいギターを交えたリズムと明るく朗らかに響くシンセの電子音のリフとが詰め込まれて折り畳まれきちんと収納され、現状を肯定するかのようなトラックに載せて、相反する恋愛の感情が1人の人間に同居することによる、じれったく、やるせなく、もどかしい気持ちを、「Anisonin」の多面体のリリック世界を通してプリズムのように映し出すミディアム・ポップ、 M-4 「逆」。

スピード感がありアメリカン・ルーツ・ミュージックを思わせるパンクチュアルなギターと、浮遊感のあるベースラインのイントロで始まり、疾走感はそのままにアナログ感のあるシンセの音色がチープでフェイクな聴感を演出する。自身の外見や内面を含め、何が真実か何がまやかしかを疑わなければならない世の中を、ファッショナブルに受け流すポップ M-5 「F.D.F.F.」(エフ・ディー・エフ・エフ)。

静やかななかに、過去と未来、永遠と刹那、時間と次元を相手に闘っているように錯覚させ、果てしない永遠の理想郷にある愛を目の当たりに感じさせる、まとわりつくように深遠なリリック世界を「anisonin」が歌う、のどやかで穏やかなミディアム・スローのポップ、リードシングル曲の M-6 「太陽と月が見える丘」。軽やかなサウンドと丸みを帯びた「anisonin」のボーカルにより、ネガティブな第一印象を与える曲名とは裏腹に、ウェットな世界から吹っ切れて、ある種の成長譚を思わせるネオアコでソフィスティ・ポップな、このニューノーマルの世界でこそ、聴き込みたい1曲、 M-8 「倒錯的人生」。

人類が誕生した偶然を思うとき、壮大なストーリーのなかで行き着いたディストピアから世界の再生があったとしても、そんな偶然は再現されないという考えを抱かせる、ショートショートにも似たリリックが聴かせるSci-Fi的ポップ・バラッド、ラスト曲 M-9 「flower of life」など、全9曲。

「Anisonin」のクセスゴのポップ感覚が、「anisonin」が歌う奇想の歌詞世界と「加藤俊一」の奏でるサウンドにより、渾然一体となり見事に昇華する!

【ライブ情報】
日程:2021年11月12日(金)
会場:吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
出演者:Anisonin、Koochewsen
(ライブに関する最新情報については、会期が近づきましたら、会場等のwebpageをご確認ください。)
https://mandala.gr.jp/SPC/schedule/20211112/

Anisonin ライブサポートメンバー:
Drums:坂本龍一(theFIXER、四丁目のアンナ、hack72)
Keyboard:ヲクヤマ(TRY TRY NIICHE、chelovek.)
Bass:松田ナオト(SEQUOiA、BATROICA METAL SUMMER JACKET)
Guitar:ギター伊藤(いとうもっこりくらぶ)

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