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まずは踊ろう!サラバンド

バロック音楽といえば舞曲。
本日はバロック・フルートのレッスンにて、舞曲サラバンドを学びました。

さて、サラバンドって、どんな舞曲?

サラバンドは3拍子のかなりゆっくりした重々しいリズムの舞曲です。
宮廷では好んで踊られたダンスの一種で、アルマンド、クーラント、ジグとともに人気を博していたそうです。
情緒的で優美あるいは荘重な曲調で、17世紀からリュートやクラヴサンのための曲が多く作られ、組曲に欠かせない舞曲でした。
ゆっくりだから簡単だろうと思っていたのですが、ゆっくり過ぎて難しい。結構、深めにステップを踏むので、音色もそのように深い厚みが欲しいところなのだとか。

オトテール(1674 - 1763年)の曲で練習してみます

その深い厚みのある音色を出すために、先生とステップの練習です。
先生:「踊ってみるのが一番わかりますよ。
最初のタン ター タは、『タン』は軽く『タータ』が深くなります….」

かなりぎこちないです😿すみません。


『タン』は短めに、『タータ』の2拍は腹筋と背筋の使い方でうまく合わせ、全体を3拍子にするということです。
自分でステップを踏んでみると、腹筋を使って腰の位置を落としたら今度は戻るための背筋力が必要だということがわかりました。その戻るタイミングがわかると、どのくらいまで腰を落とせるのかということがわかってきます。
確かにこういう感覚はやってみないとわからないな。
「『タータ』のステップを踏んだ時の頭が下がるのをイメージして、トラヴェルソの息の角度も同じようにしっかり息を吹き込んでください〜」

えっ! む、むずい...

先生:「サラバンドって難しいんですよ。足を引きずる感じの重さのあるステップだから『タン』で息を抜かないでそのまま次のステップにいきましょう」
と本日の先生のアドバイスでした。

以前ガボットを練習した時も、
「その吹き方だと、次のステップの足が出せないよね〜」
てな感じで、やっぱりステップを踏みながら鼻歌で練習しました。

息の密度を高くして厚みのある音色にするには、ステップ感覚を意識しないとうまくできないのでイメトレが大事ですね。
しっかりした低音を出せるように頑張ろ!!




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