富﨑 啓之朗 トミサキケイシロウ

Amazonミュージックの定額制音楽配信サービスで膨大な曲を日々聴いてます。その中からアルバムレビューを書いていきます。なるべくこれまで聴いたり、見たことの無い視点で書いていこうと思ってます。ギタリストです。富﨑 啓之朗はペンネームです。将来書籍化が夢です。

富﨑 啓之朗 トミサキケイシロウ

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最近の記事

1982 ボニー・レイット / グリーン・ライト (2008 リマスター・バージョン) Bonnie Raitt /Green Ligtht

女性スライド・ギタリスト&シンガー、ボニー・レイットの1982年の作品 イアン・マクレガンがリーダーの「バンプ・バンド」と主体的に組む。 だがバンドとの共作は僅かで、従来のの外部ソングライターの個人楽曲なり合作で構成されている。 かねてからNRBQの音楽ファンだった 前作のスタックスのアイザック・ヘイズ、モータウンのメリー・ウェルズのソウル・ミュージックやロバート・パーマーの言うなれば洗練されたカバーから今回テイストを変える。 (元祖パワー・ポップ)ロックンロール・バン

    • 20201109 The Illegal Eagles Live & symphonic

      イーグルスを究極に追求したバンド、「違法」イーグルス イーグルスの再現をパッケージした「違法!?」バンドのライブ盤。 音の再現度に関してほぼ本家と近い。演奏フィジカルで言えばこちらが若い分躍動感がある。 この「本家の領域」に到達するには相当の年月も要する。技術も機材も予算を惜しみなく投じており、他の追随を許さない。 1994年のMTVライブ「Hell Freezes Over」以降の近代イーグルスのサウンドが21曲再現されている。 2019年12月、ケンブリッジのコーン

      • 『Oasis Are Back !』 by guitarguiatar England

        トップの画像はかつて英国のギター・ショップでギターを輸入で購入し、以後毎日メールが来ているものです。 8月31日に来たメールを今回番外的に完全に人気に便乗して書いてみます。 ※ちなみにこの海外のギター・ショップでギター買った件についてですが、最初は「こんなのあったらいいな」というギターを画像検索していました。そしてこのサイトに辿り着きました。。が、購入の経緯は長文になるので割愛します。 guitarguiatar England をコピペすればサイトに辿り着きます。 こ

        • 2012 ドナルド・フェイゲン、マイケル・マクドナルド、ボズ・スキャッグス ライブ・アルバム / The Dukes of September - Live at Lincoln Center

          2012年ドナルド・フェイゲン、マイケル・マクドナルド、ボズ・スキャッグスの豪華3トップのライブ・アルバム。 1993年の「ニューヨーク・ロック&ソウル・レヴュー」の企画で顔を合わせていた。約20年近い時を経て3人の持ち歌とカバーで織りなす豪華なライブ盤。スティーリー・ダンのツアー・メンバーが演奏をバック・アップ。 聴かないまでもセットリストを見ただけで好奇心が掻き立てられる。 全18曲、一体どんな展開が繰り広げられるのか?妄想が止まらな過ぎる! ※アマゾン・ミュージック

          【入門盤】ローリング・ストーンズ ベスト・アルバム / 1975 The Rolling Stones 「Made in the Shade」

          1975年6月リリースのベストアルバム。 ローリング・ストーンズ未体験、何から聴いて良いのか分からない時の手がかりとなるロック・ナンバーが10曲収録。 2005年デジタル・リマスター版アマゾン・ミュージック視聴可能。 このベスト・アルバムを通して聴くと、バンドの頂点を掴みつつも常に最前線に転がり続ける1970年代の全盛期の濃厚な4年間が時を経過して俯瞰して聴ける。 初めて触れる際には凝縮されたバンドの魅力を手っ取り早く体験することが出来る。 The Rolling St

          【入門盤】ローリング・ストーンズ ベスト・アルバム / 1975 The Rolling Stones 「Made in the Shade」

          20240802 ジョン・レノン『マインド・ゲームス』アルティメイト・コレクション/ 1973 John Lennon 「Mind Games The Ultimate Collection」

          ジョン・レノン第3作目のソロ・アルバム、2024年8月に「Mind Games the Ultimate Collection」新装ミックスでリリース。 ジョンのボーカルのクリアな生々しさは、近年録音したかのような鮮明さがある。 楽器も精緻に自然に分離されている。弦楽器の音もクリアで音圧も増した。ドラムの音も作品により相応しいグルーブにまとめられている。 レコーディング・メンバー ジョン・レノン ギター&ボーカル ケン・アッシャー ピアノ デヴィッド・スピノザ  ギター

          20240802 ジョン・レノン『マインド・ゲームス』アルティメイト・コレクション/ 1973 John Lennon 「Mind Games The Ultimate Collection」

          20240802 ジョン・レノン「 I'm the Greatest」 & 「Rock'n Roll People」 / John Lennon 「Mind Games The Ultimate Collection」

          1973年リリースの元ビートルズのジョン・レノンのソロ・アルバム、「マインド・ゲームス」のUltimate Mixesと銘打った新バージョン。2024年8月2日リリース。 収録曲ラスト2曲がアウト・テイクスとして「I'm the Greatest」「Rock'n Roll People」が視聴できる。 ※アマゾン・ミュージックとYOU TUBEで視聴可能 「マインド・ゲームス」リリース時の1973年(70年代前半)は個人のアメリカ永住権の獲得問題、政治、反戦などありとあら

          20240802 ジョン・レノン「 I'm the Greatest」 & 「Rock'n Roll People」 / John Lennon 「Mind Games The Ultimate Collection」

          【ちょっと書きます】その後スタジオ入ったりボランティアでギター弾いたり20240725

          久々のちょっと書きます 以前友人の急逝でスタジオに入ろうかなと書いていた件 https://note.com/music_reviewt392/n/nc31221aa988a それから4月27日の連休に久々にスタジオに入りました。集まった時にすぐに実行しないとそのままやらないままになってしまうと思い、気持ちが変わらないうちグループ・ラインに「スタジオ予約したよ」と告知し、自分入れて5人で音を出しました。 個人的には自宅でギターは弾いていたものの、2時間ほど全身でギター

          【ちょっと書きます】その後スタジオ入ったりボランティアでギター弾いたり20240725

          ZZ TOP / Fandango 1975

          前半ライブ音源、後半スタジオ録音の2部構成 1975年にリリースされたアメリカのブルース・ロック・バンドZZ・トップの4枚目のアルバム。 ロックンロールとブルース・クラシックのカバーのライブ15分弱(アナログ盤だとA面に相当)後半は、ライブのレパートリーになっている曲も含み、完成されつつあるアンサンブルといった初期のバンドの総括的な音が聴けるB面相当の15分。 合計30分弱、全体に1曲の時間が短くコンパクト。それぞれ分かりやすいブルース&ハード・ロックをカロリー高めにグイ

          エリック・クラプトン 2024 / To Save a Child (Live Album)

          2024年1月にガザの子どもたちへの寄付を目的の有料配信 2023年12月8日 ロンドン、パークロイヤルのRDスタジオで行なわれたチャリティー・ライヴ。2020年以降演奏活動もYOU TUBEでも見れるが、正式リリースされた作品として最新のライブとなり捉え方や聴き方も違ってくる。 バンドのメンバーも旧知のベテラン・メンバーが参加し、盤石な演奏を土台に、昔からのお馴染みのナンバーとブルース・クラシックで構成されている。 アマゾン・ミュージックで視聴可能

          エリック・クラプトン 2024 / To Save a Child (Live Album)

          テキーラ TEQUILA / 1958 The Champs & Cover Version

          スタンダード・ナンバーのテキーラは、アメリカのカリフォルニアのチャンプスというバンドの1958年にリリースされた楽曲がオリジナル。カリフォルルニア州はメキシコと隣接し、文化も音楽もクロス・オーバーしている。 歴史的に重要な音楽の録音を称える「The Grammy Hall of Fame」、グラミーの殿堂入りもしている。 メロディーも聴いたことがある機会も多いと思われるのでちょっと言語化してみると、「てってれてれてってー」っていう例のアレだ。オリジナルといくつかのカバー・

          テキーラ TEQUILA / 1958 The Champs & Cover Version

          ディープパープル 1975 / Deep Purple Come Taste the Band

          1975年4月ギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退し、後任にアメリカ人ギタリストのトミー・ボーリンが参加した作品。 1973年加入ボーカルのデイヴィッド・カヴァデール、ベースのグレン・フューズ、トミー・ボーリンの3人は全員同い年のフロント3トップの横一線の体制が誕生する。一時的にも解散の危機を回避することに成功した。 そして3人の最大公約数的な音楽嗜好が合わさり、リッチー・ブラックモアが去った結果、既存のファンの理解を超えた少し先を行く屈指の「ファンキー・ブルース・ハ

          ディープパープル 1975 / Deep Purple Come Taste the Band

          ディープパープル1975 /Deep Purple Come Taste the Band - 35th Anniversary Edition 2010「Bolin-Paice Jam」&「Same in L.A.」

          超老舗ハード・ロック・バンド、ディープパープルが1度目の解散をする直前のラスト・アルバム。2010年に発売35周年を記念してリミックスとアウトテイク2曲が追加された作品。 Come Taste the Bandの評価 2024年現在バンドのメンバーは第9期まで変遷している。第2期のメンバーと音楽が核となり、これが1984年の最初の再結成以降変わらない基本路線として続いている。 しかし黄金の第2期メンバーの固定化が続けば続くほど、第4期の「Come Taste the B

          ディープパープル1975 /Deep Purple Come Taste the Band - 35th Anniversary Edition 2010「Bolin-Paice Jam」&「Same in L.A.」

          【ちょっと書きます】ロックの精神を持ってる人は「青春」ですよ 20240422

          2回目の「ちょっと書きます」です。 今度のアルバム・レビューを何を書こうか現在も検討中で閃いてきません。。最近分かったことが1つ、アルバム全曲を書き進めて行くと、自分も気づかなかった作品のストーリーや風景があることです。 曲順の流れが良い作品は名盤である条件の1つかもしれません。そんな「音の風景」を今後も書ければ良いなと思っています。 さて、前回の「ちょっと書きます」で書いた急逝した友人の弔問が先日あり話し合う機会がありました。 集まったメンバーで演奏することを再開決定し

          【ちょっと書きます】ロックの精神を持ってる人は「青春」ですよ 20240422

          イジー・ストラドリン 1997 / Izzy Stradlin ☆117☆

          元ガンズ&ローゼズのイジー・ストラドリンのソロ・アルバムは焦げついたギター・サウンドでハイレベルなガレージ・ロック 1992年の自身のバンド、ジュジュ・ハウンズでのアルバムリリースと1997年本作品発表までの数年の間、「リフレッシュ」されたイジーのロックは爽快感と疾走感に満ち溢れていた。 構成メンバーはガンズ&ローゼズのダフ・マッケイガン、ジョージア・サテライツのリック・リチャーズ、サイケ・スカ・ロカビリーバンドのレヴァント・ホートン・ヒートのドラマー、タズ・ベントリー。

          イジー・ストラドリン 1997 / Izzy Stradlin ☆117☆

          【ちょっと書きます】ギター弾いてます 20240404

          音楽のレビューだけ書いてますが、どこかのタイミングで音楽に関することで少し思ったことも書いてみようとは思っていました。 今日はちょっと試しにやってみます。 自分は2020年の春の緊急事態宣言以前は2020年の2月までセッションやライブとギターを弾いて、時には歌っていました。 演奏するハコはそこからかなりの制限が生じましたが、数年経過した現在は色々条件が緩和してきました。しかし自分は思うことがあり自粛を継続していました。 家でなるべくスキルが落ちないようにギターを弾いて

          【ちょっと書きます】ギター弾いてます 20240404