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インスタの心を知れば、バズりに一歩近づくかもしれない
※本noteは新人アーティストさんのマーケ担当になった「音楽業界・マーケティング・SNS知識0のおかん」が学びをまとめていく場です。
※情報は私が収集・考えたものであり、100%の正解ではありません。何卒バラエティ的な感じでご覧ください。
前回までのあらすじ
新人アーティストさんに「インスタの数字分析してくれない?!」という依頼をうけた、マーケ知識0のおかん。インスタ初心者向けの記事やyoutubeを見まくり、なんとか用語を理解。次はインスタに関する知識を定着させようとするのだが…
1.インスタについて知る
<やったこと>
「インスタとは」を調べる
<目的>
敵(インスタ)の素性を知るため
<やってよかったこと>
インスタの根本的な思想や使われ方を理解する
インスタグラムってなんですか?
こう聞かれて答えられますか?私は「いい感じの映える写真が見れるやつでしょ?」という一昔前の完全時代においていかれた感のある回答しか出来ませんでした。
しかし、今後施策を検討していくにあたり、間違ったインスタの使い方をしたら元も子もありません。家を作る時は基礎が大切。どうでもいいですが実家は建設関係です。
さて、改めて調べます。「インスタグラムとは」で検索。
Instagram(インスタグラム、略: インスタ)は、Metaが所有する写真・動画共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)である。
これは知ってますね。もう少し見てみましょう。
「インスタグラム 特徴」で検索。
インスタグラムの最大の特徴は、画像や動画といったビジュアル的な投稿に特化している点。 そのため写真・動画の編集や、加工機能が豊富です。 シェア機能がないことから、友人や知人、同じものに関心があるユーザー間のコミュニケーションに向いています。
なるほど、ツイッター的な拡散要素よりも自分の興味に絞った情報を見ることが出来るんですね。次。
「インスタグラム 使われ方」で検索。
エンターテインメントと時間つぶし
友人との交流
インピレーションの獲得
情報収集
商品検索と買い物
他のSNS要素と同じく、暇つぶし要素が多い。なるほど。
ここで前からあった疑問をChatGPTにぶつけてみます。
「音楽をインスタで探すイメージってないんだけど、個人のアーティストが使うことって一般的なの?」
音楽をインスタグラムで探すことは一般的ではないかもしれませんが、視覚的に魅力的なコンテンツやインタラクティブな体験を通じて、ファンとつながるための強力なプラットフォームとして活用されています。
なるほど。低コストで色々なところにリーチ出来る、ファンとの交流が気軽にできる、ビジュル面からのファン獲得、など「音楽を聞かせる」以外でも利用しているんですね。
と、いうことは「インスタで自分の曲だけバンバン流す」みたいなやり方は違うんだな、と想像がつきました。楽曲が成果物(商品)だとすると、その過程や作り手の素性を見せる感じでしょうか。
アーティストがインスタを使う際に心がけるのは「作り手の顔が見えると安心する野菜」みたいな感じだと把握しました。
2.投稿がバズる仕組みを知る
<やったこと>
インスタ運用に関するyoutubeやウェブサイトを見まくる
<目的>
インスタのアルゴリズムを知りどのような投稿をすべきか知る
<やってよかったこと>
とにかくyoutubeを見まくって共通事項を頭に叩き込む
インスタといえばバズ。フォロワーを増やすといえばバズ。アカウントを包む全てがバズりで溢れるようにしなくてはなりません。
まぁ、バズるにしないにせよ、一人でも多くの人に届けるには「どうしたら一人でも多くの人にお届けできるのか」の仕組みを理解する必要があります(重複)。
ここでやったことは超単純。インスタ運用に関する動画を見まくります。webサイトを読みまくります。合計100本近く見たと思います。
2-1.インスタの望み
インスタのミッションって知ってますか?インスタ自体が何を大切にしているか、ということです。
「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」
これがインスタの理念だそうです。ユーザと発信者がの近さみたいなところがこれにあたるのでしょう。これを知っていると、なんの投稿が伸びるかという仕組み(後述)についても腑に落ちることが多です。
2-2.一般ユーザーが投稿に出会うまで
当たり前ですが沢山見られている投稿は手動で誰かに選ばれているわけではありません。「お、この投稿ええやん。みんなに広めたろ。」とインスタの仕組みがある基準をもとに自動で選んでくれて、それが「発見タブ(おすすめ欄)」に載ることで様々なユーザーにリーチします。
上述の通りインスタはユーザーからの「拡散性」が弱いです。すなわち「フォロワー以外に見てもらうのが結構難しい」ということ。
なのでその「発見タブ」に載ることが、新規ファンを獲得する第一歩になるわけですね。
2-3.投稿が伸びる仕組み(アルゴリズムの理解)
さて、では実際何をもとに「いい投稿だからみんなに広めたろ」とインスタが思ってくれるのでしょうか。インスタが投稿を判断する仕組みを「アルゴリズム」と言います。そしてこのアルゴリズムは公式から発表されています。
1.フォロワーが少なくても、発見タブやおすすめ欄などに表示するよ
2.オリジナル投稿のほうが重要だよ
ほほう…で?という感じですよね。
これに加えて従来のアルゴリズムを理解する必要があります。従来のアルゴリズムに好かれる方法はざっくりこんな感じ。
・投稿に対するいいね/保存/シェア/コメント数が多い
・投稿の滞在時間
・フォローワーさんとやりとりしてる数が多い(DM/コメント)
・投稿後のフォロワーの反応速度が速いか
・リールはフォロワー以外にも届く可能性が高い
本当はもっともっと細かいです。でも、最初から細かいところまで読み込んでいると間違いなくやる気を無くします(私が)。なのでこの時点では
「投稿に対して沢山リアクションをもらって、自分もコメントとかDMとかしたほうがいいのか。むかしに比べて新規参入者でもチャンスが増えた。そしてフィード投稿よりもリールはやったほうがいいんだな。」
くらいの理解にとどめます。リールは音楽使ったほうがいい!映像の解像度が低いと駄目!とかは作りながら調べていきましょう。やる気が無くなるので(私が)。
2-4.投稿を伸ばすテクニック(一般的な話)
が、上記は序の口。というかインスタのアルゴリズムに好かれるスキルです。投稿する時に意識しないといけないことはまだあります。
インスタの最新アルゴリズムに好かれるスキル(上述)
+
インスタの従来のアルゴリズムに好かれるスキル(上述)
+
一般ユーザーに好かれるスキル
うん、大変そうですね。一般ユーザーに好かれるスキルというのはマーケティング・ライティング・デザインなどの知識です。
もう少し噛み砕いて言うと、
・ターゲットの悩み/知りたい情報を提供できているか
・ターゲットにあった言葉選びが出来ているか
・目を引くデザイン・文字サイズになっているか
です。
こちらはインスタに限らずブログ運用や会社の資料作成などでも必要なスキルなので、触れたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
さぁ、そろそろお気づきかもしれません。
そう、インスタ運用はインスタ運用だけにあらず。
インスタ運用はマーケティング・ライティング・デザイン・時間管理・コミュニケーションなどなど様々な「スキルの総合格闘技」です。
地獄の旅が今始まった。
次回はとりあえずインスタ運用が開始できるように分析表を作ってみます。