非認知能力を育てる
ジャックと音楽の木 田中素子です。
昨日は、新規事業として計画中のアフタースクールプロジェクトの打ち合わせでした。
今回、ご一緒させて頂いているのは、ピアノの生徒さんのお母様でもあり、元国連勤務のアートセラピストで、天は何物の才能と美貌と優しさを一人の女性に与えたのだろう...!と感嘆のため息が出るほど、素晴らしい女性です。
元々、私の中にぼんやりとあった構想の一つに、「アートミュージックスクールをつくりたい」というものがありました。
私は音楽が専門ですが、1番興味があるのは教育です。なので、私にとって音楽は1つのツールであり(とは言っても、専門的な知識と技術を要した指導者によるレッスンは必須だと思っています)、音楽に限らず、あらゆる手段で、こども達がイキイキと主体的に好奇心と輝きを持って生きていく力を授けたいと考えています。
2019年の教室の発表イベントでご一緒した、自由ヶ丘にある、こども絵画造形教室「キナリ研究所」の秋田所長や、今回ご一緒している生徒さんのお母様などの、美術方面で同じような志を持って教育や発達支援に携わっている方々との出逢いで、私の夢や想いがグッと大きく膨らんだのでした。
なので、今回のアフタースクールプロジェクトは、最初「アートに特化したアフタースクールを作ろう」という構想から始まっていて、
「美術・ダンス・音楽」
の3つの柱で、型を教えるよりも、より自由でクリエイティブな活動を中心に企画を進めていました。
そうして、打ち合わせを重ねて行くうちに、アートに拘らず、より広い分野において、自分たちで考え、つくり、遊びと体験を通して学んでいく活動に特化したアフタースクールをつくろう、と発展していきました。
つまり、今話題の「非認知能力を育てること」に特化したアフタースクールの創設です。
先に挙げた、美術・ダンス・音楽に加えて、こども会議や探求学習、理系ITのSTEAM教育も盛り込んで、毎日放課後に、こども達に受け身でない学びの時間をつくっていきたいと考えています。
我ながら、大それたプロジェクトですが、元々ダルクローズ・メソッドに惹かれたのも、この要素が強かったからで、私が本当にやりたい事は、ここに全て集約されている気がします。
私が理想とする世界を、どれだけの保護者の方が求めてくださるのだろう、という不安はあります。
でも、私は、自分が自分の人生をクリエイトできるようになってからが本当に幸せだから、正しい答えを知ったり探したりする事よりも、新しい答えを作り出せる喜びをこども達に伝えたい。
来月初旬には、事業計画を立てて助成金の申請をし、アクティビティのプロデュースをお願いしている各分野のプロフェッショナルとキックオフミーティング。
5月からの稼働に向けて、本格始動していきます。
2018年以来のスタートアップ!
怖いですが、とてもとても楽しみです。
田中素子