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#40 PINK『Trustfall』
鈴木さんへ
まだ目の前のことに追われています。レギュラーのラジオの仕事もチームに助けられている状態です。この「アルバム往復書簡」も1週お休みいただきましたが、鈴木さん、ごめんなさい、紹介してくれたアルバムをちゃんと聴く余裕がなくて。次回まとめて書かせてください。
アルバム紹介もちょっと中途半端な感じになりますが、少し書きますね。
PINK『Trustfall』
PINKが自身で「最高のアルバムになった」と語り、全米2位になった新作『Trustfall』。これまでの彼女のイメージとは異なり、アコースティック調の楽曲から始まる。そして、これが全体に貫かれているのだけれど、背景にあるのはお子さんの病気とか、彼女の最大の味方だったお父さんの別れとか、
自身の人生の変化、物語があるようだ。
そこに今は心癒される。最近の傾向として、特にR&Bやヒップホップではやたらfeat.の楽曲が多いけれど、PINKのゲストは、ザ・ルミニアーズにしても、スウェーデン出身のデュオ、ファースト・エイド・キットにしても声の相性がとてもよく、美しいハーモニーになんかほのぼのとして、純粋に「いい音楽だなぁ」という思いになれる。こんな個人的な感想のようになってしまって、赤面ものだけれど、余裕が出来た時に、もう一度書き直しますね。
服部のり子