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今年の抱負。

2023年の活動目標。

茨城県常総市のきりちゃんふぁ~むです。
本年もよろしくお願いいたします。
早速ですが、今年の私たちの目標を発表していきたいと思います。

究極のズッキーニの栽培

昨年からお伝えしている通り、春のズッキーニでは、農薬や化学肥料に頼らない有機栽培を目指します。
いわゆる“オーガニック野菜”と呼ばれるものですが、私たちが目指すのは、その中でも、最高峰の【健康的で美味しい野菜】です。
オーガニックと言うと“えぐみがすごい”というイメージを持たれる方がほとんどだと思いますが、そのえぐみは、土壌成分が不適切な時に、作物に「味」として表れてしまいます。
要するに、農薬や化学肥料を使わないだけでは、安全というだけで、「美味しい野菜」とは言えません。
そこで、私たちは、しっかりとしたロジックの元、土壌に一番適した有機物や栄養をしっかりと与えるだけでなく、甘みに必要な成分も加えながら、【健康的且つ美味しい野菜】つまり良いとこどりの【究極のズッキーニ】を栽培しようと決意しました。

“有機栽培=健康的で安全”と思われるかもしれませんが、虫食いだらけの病弱な有機野菜では何の意味もありません。
また、病気を止めようとJAS認定の農薬を何回も使って対処することも本末転倒です。
なぜなら、虫の種類にもよりますが、定番のアブラムシとかは、弱っている作物や病弱な作物に対して、一種の信号として集まる習性があるため、それを頑張って駆除しても、根本的な病弱体質は変わりません。
何よりも大切なのは、病気にならない健康的な作物を栽培することなので、まずは、人でいう健康的な体づくりが肝になります。
私たちとしても、まだまだ研究段階ではありますが、本当の意味で【健康的且つ美味しい野菜】を目指して、今年はその片鱗がお見せできればと思っています。

イベント2.0の起ち上げ


次に、昨年の唐突なクリスマスイベントの主催で気付いた、今後のイベントの在り方と自分たちにしかできない繋がりからの新しいイベントを起ち上げることも目標の一つとして掲げています。
“町おこし”と言えばわかりやすいのですが、私たちは町おこしをするつもりはありません(笑)
ただ、本来の町おこしという意味では、地域の住人が各々で当事者となり、町を活性化させることだと思うので、そういった意味では、町おこしと言えるのかもしれませんが、、、。
あくまで、“商業”をベースに考えているので、町の活性化はあまり考えてはいません(-_-;)
しかしながら、その過程において町が活性化することは大いにあるため、必ずしも否定はしません。

実際問題として、市内の学校では、先生方が町のイベントへ生徒たちを関わらせたいという想いがあるらしく、定期的にイベントを開催されるのであれば、何らかの形で関わりたいといった旨もお聞きしているので、今年は、学生を巻き込んだイベントを企画していこうと思っています。
また、市内には子供たちが主役になれるイベントが少ないので、そういった部分も活性化に繋がるのかなと考えています。

音農家としての活動


さて、“音農家”と名乗って何年経ったのか、、、
今ではだいぶお座なりになった肩書きですが、こちらも徐々に再開したいと思います。
とりあえずの目標としては、

①市内で音楽と食育を合わせた“音農教育”を実施する
②夫婦または家族で「農業の風景」をテーマにした曲をお披露目する

この2つだけ掲げたいと思います。
農作業をしていると、改めて、“生きること”を知り、“生かされること”を知る機会が多々あるので、
そんな農家でしか味わえない経験を、これまた音楽家でないと表現できない形で、作品として残し、演奏しながら紡いでいくことは
きっと素敵なことなんだと思うので、その片鱗をお披露目できたらと考えています。

2023年。


ということで、今年もやりたいことだらけのバタバタした1年になりそうですが、、、
基本的な考え方として、まずは【自分たちが楽しむ→余裕を持つ→周りに分配する→自分たちが楽しむ】の繰り返しが一番な気がしているので、
昨年と変わらず、感謝の気持ちは忘れず、先輩方の意見や考えを半分肯定して、半分否定しながら、自分たちにしかできないことを積み上げていきたいと思います。

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