「階名」と「音名」の違い①
おはようございます。
今日は気になっていた音楽の言葉について調べてみました。
みなさんは「ドレミファソラシド」のことを何と教えますか?または何と教わりましたか?
私は某Y音楽教室で「音名ハの階名ド」と教わったのを覚えています。何十年も昔ですが、覚えやすい語呂合わせのように今でも覚えています。
少し「階名」と「音名」についてそれぞれ調べてみます。
こちらのサイトでは,
と,ありました。・・・大雑把すぎやしませんか。
また,別のサイトでは
とありました。固定ドと移動ドについての話も絡んでくるとさらにややこしいですね・・・。
この2つのサイトの共通点を見ると,どうやら音名は絶対的で,階名は相対的と言うことがわかります。
そして、後者のサイトには、音名は「ハニホヘトイロ」階名は「ドレミファソラシ」と書かれています。
上の引用部分を読んだときに,「固定ドもしくは移動ドで使う」とありますが、そもそも移動ドは相対的なものじゃないの?(と疑問を持ちましたが,
固定ドは,ドという主音から相対的であるのに対し,移動ドはその他の音も含む主音から相対的なのかと理解しました。)
ですが,そもそもイタリア式音名は「ドレミファソラシ」とある。
このあたりが紛らわしい要因である気がします。
日本の教科書には「ドレミファソラシ」を階名とかいてあります。
私も若い頃は「そうなんだなぁ」程度にしか思わず階名と教えていました。
ですがト音記号の五線譜のラの位置に書かれている音にドと書かれていることに、疑問をもちました。
こんなの絶対子供から見たらわかりにくいの一言に尽きる。
そう思った私は、以降「ドレミファソラシ」はイタリアの音名「ハニホヘトイロ」は日本の音名と教えるようにしています。
この絶対的か、相対的かという音楽の問題は音程と音高の違いや,音感,和音(Ⅰ度など)とコードのあたりにも絡んで来る気がします。
ほんと音楽ってややこしい。