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バレエピアノに役立つピアノレッスン②バーレッスンの音源をアップしました

前回の記事はこちら

長年携わってきましたが恐らくもう弾く現場には戻らないだろうと思うバレエのレッスンピアノ弾きのお仕事

2025年からオンラインピアノレッスンのひとつとして、バレエピアノに役立つことが学べるコースを立ち上げようと思っています

バレエピアニストとしてご活躍の著名で素晴らしいピアニストさんたちのように頂点を極めたわけではないけれど、誰にも教わること無く自力で頑張ってきた経験が誰かの役に立ったり、現場で不安や孤独を感じている現役ピアニストさんの力になることが出来たら、やってきたことも無駄では無かったと思えるだろうなと…

そんな想いが発端です

バレエピアニスト、優雅にピアノを弾いていてうらやましく思われる事もありましたが、意外に体力勝負、体を壊して続けられなくなった友人もいます
大事なのは省エネでも豪華に聴かせることと、動きによっては省エネで充分
自分が頑張りすぎないアレンジで弾くのも必要だったりします

今日はレパートリーの中から数曲、冒頭部分を録音したのでそちらをアップしていきたいと思います
結局のところ、聴いて頂くのが一番早いし、色々と分かりますよね、色々と…
「音楽」なので聴いてもらうのが一番だ!と日頃から思っています

というわけで、バーレッスンから

まず最初に「プリエ」を2曲、冒頭のみ弾きました

先生によってプリエの前に「ウォーミングアップ」を入れるところもありますね、入っている事の方が多いくらいですかね(記憶が…)
ウォーミングアップは動きに合わせて即興していて楽譜として残っていませんでしたので(そういうのいっぱいある…)楽譜があるプリエから弾きました

続きまして、バットマンタンジュも2曲

ちょっとキレとノリがイマイチ…
こういうのは本当に、実際踊りを見ながら演奏したいです

余談ですがバレエレッスン中、弾きながら楽譜はほぼ見ません
見ているのは踊っている人たちの動き、主に足を見ていました
リズムが取れている人、取れていない人、様々なので、なるべくピアニスト目線でリズム感の良い人(音楽を聴いているなと分かる動きをしている人)の動きに自分のピアノが合うように弾いていました(今だから言える話)
でも、他のピアニストさんもそうじゃないかな?と思います
大人クラスに限らず、子供のクラスでもリズム感抜群で動きもしっかり音楽に合わせられる子はいます(踊りの経験が無い分、頼りにしていました~)

続きまして、ロンドジャンブアテール
長調と短調1曲ずつ

いつも弾くレパートリーを持つようになったのはバレエピアノを始めて2年くらい経ってからでした
「今の曲、もう一回弾いて」と言われたときに即興だと応えられなかったり、顔見知りになった生徒さんに「こういう曲を弾いて欲しい」とリクエストがあったりしたのがきっかけです
それ以来、少しずつですが1つの踊りに対して長調と短調1曲ずつをレパートリーにしたり、ジャズ(風)とクラシック1曲ずつ選んだりするようになりました

続きまして、バットマンフォンデュ

バットマンフォンデュはもっとねちっこく弾いてましたね
一緒にあの足の動きをしているつもりで…ぐぅぅっと…

またも余談ですが、こんなに長くバレエピアノを弾いてきたにも関わらず、私自身、バレエの経験はありません
なんせ超がつくほどの運動音痴
体も硬く体力も無い
そんな私がひょんな事からバレエの現場でピアノを弾くことになるとは思ってもみなかったことでした

バレエの経験があってバレエの知識も豊富なピアニストさんには適わないなぁと思うこともしばしばありましたが、なんとか、自分も鍵盤の上で踊っている気持ちになって(無理矢理…)足の動きと音楽をリンクさせられるようにと演奏していました

バーレッスンはグランバットマンで盛大に〆!
音源は録りませんでしたがグリッセ、フラッペ、アダージオなども入りますね
ここまでいけたらインターバル(先生によってここは弾いたり弾かなかったり)を経て(弾くスタジオの場合ピアニストに休みはない)
そしてセンターが始まります

センターは、また次回!

バレエピアノの仕事をしたい方、興味がある方
またお悩みを抱えている現役ピアニストさんとの出会いがありますように


作編曲家&ピアニスト
music chocolate


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