見出し画像

それぞれのレッスン、自宅学習(練習)がどのくらい必要か

music chocolateの各オンラインレッスンですが、それぞれに自宅学習(練習)がどのくらい必要なのかを書いてみたいと思います

レッスンを始める際の参考にしてみて下さい
(*あくまで私のレッスンでは、という視点です。誤解無きよう。)

【楽典&アナリーゼ】

基本的には宿題無し
無理に丸暗記はせず、楽典の知識を使いながらアナリーゼしていくことで少しずつ楽典の内容を理解し、演奏に活かすことが目的
私自身はこの習い方(週1、ソルフェージュと一緒に)で約3年(中1~中3)ほどでいつの間にか自分の中に浸透していたが、個人差はあると思う
もっと早い人もいれば遅い人も
ここは人それぞれなのでなかなか覚えられなくても気にせずに
(覚えてないからって責めたりしません。当たり前。そうそう簡単には覚えられませんよ。自分もそうでしたから気長にいきましょう)
自主的に問題を解いたり、予習復習は自由
短期間で覚える必要がある場合は、問題集の宿題を出したり、その場で暗記の確認などをする(別名、受験生モード)

【作曲】

基本的に「考える時間」必須
何を表現したいのか、どんな音楽を書きたいのか、全て決めるのは自分なので、生活の中で少しでも「自分の時間」を作り出せないと厳しい
レッスンを受けているだけでは、知識は増えていくかも知れないが一曲も完成しないし、曲を完成させないと作曲は上達していかないもの
とはいえ、毎回のレッスンで1曲完成させていなければいけないわけではないので(寧ろ1回で完成させていない方が望ましい。なぜなら完成までの道のりを共に考え選択肢を増やし、その中から相応しい表現を選択する力を磨いていくことが作曲を人に習うことで得られる技術だから)、可能な範囲で大丈夫
音符が1つも書けなかったとしても、考察する時間が作れなかったとしても、レッスンすることは可能
作曲は続ける上で多方面の知識が必ず必要になってくるので、楽典やアナリーゼをしたり、和声学の内容を取り入れてアナリーゼしたり、ピアノを使って音を出しながらレッスンをする事もある


【ピアノ】

基本的には自主練必須
現状のまま新しい曲を見ていくようなレッスンを希望される場合は一緒に譜読みをしたり、ソルフェージュ的な内容を取り入れて、レッスンだけで仕上げ(基準はそれぞれ)まで持っていく事は可能だが、現状の実力以上の難易度が高い曲をレッスンで仕上げたい場合は、それに役立つエチュードやスケール&アルペジオ、バッハを取り入れて、仕上げたい曲も含め自宅で練習する必要がある
なお、自宅練習の仕方は毎回のレッスンで分かりやすく説明する


【バレエピアノ】

基本的には課題無し、宿題無し
ピアノを使ってその場で伝えたり、実践するレッスン
自主練は自由だが、自主練したものをレッスンで取り上げるかどうかは不明
レッスンではデビュー前の方が最低でも2時間の通常クラスを弾けるだけのレパートリーと即興演奏が出来るようになること、また既に仕事をしている方が強化したいと思っている部分の訓練をすることが目的


***

以上、各レッスンの自宅練習、自宅学習の有無でした

こうしてみると、作曲とピアノは必須ですね
楽典&アナリーゼも基本的には宿題無し(自宅学習無し)ですが、例えば自力で先にアナリーゼしたものをレッスンすることも可能です
私が音大作曲科受験のためにしていたアナリーゼレッスンは自力でやってきたものを先生に見てもらっていましたが、それはあくまで「音大」の「作曲科受験」に必要だったからです
(入試にアナリーゼの課題なんてものはありませんが、作曲をするためにそういった勉強も私には必要だったので)
music chocolateのレッスンでは一方的ではなく共に考察し、お互いに意見を交わし合うことで作曲家の目線を知り、理論を元に考察することで演奏の方向性を作っていけるのではと考えています
アナリーゼをすると、作曲家や曲がより自分に近づいてきてくれて、ここはこう演奏して欲しいから作曲家はこう書いたんだな、と分かっていく感覚が楽しいので私自身アナリーゼはとても好きです

では、この記事を参考に、条件が合えばぜひ、共に音楽を学びましょう♪
ご連絡をお待ちしております


作編曲家&ピアニスト
music chocolate






いいなと思ったら応援しよう!

music chocolate(47)
サポートは創作の精神的な支えになります♪