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読書嫌いのための図書室案内の推薦図書

あらすじとしては

読書嫌い男子×本好き女子 本をめぐる高校生たちの青春と秘密の物語
読書が嫌いな高校二年生の荒坂浩二は、ひょんなことから廃刊久しい図書新聞の再刊を任される。本好き女子の藤生蛍とともに紙面に載せる読書感想文の執筆を依頼し始めた浩二だったが、同級生の八重樫、美術部の緑川先輩、生物の樋崎先生から、執筆と引き換えに不可解な条件を提示されてしまう。その理由を探る浩二と蛍はやがて、三人の秘めた想いや昔学校で起きた自殺事件に直面し……本をめぐる高校生たちの青春と秘密の物語

https://www.hayakawa-online.co.jp/smartphone/detail.html?id=000000014509

主人公の荒坂は本嫌いで興味もないところが当時の高校生の自分と重ね合わせて共感できました。自分も漫画は毎日のように読むんですけど学生時代は図書館にほとんど行くこともなく図書委員になろうとも思っていませんでした。小説を読むようになったのは2019年の11月にふと図書館に通って本を借りて読むことにハマりだしたのを思い出します。
今作は図書新聞を作ろうという話が主になりますが他の文学作品の解釈が出てくるので、この本を読む前に「赤い繭」「舞姫」「少年の日の思い出」などの本を読んでおいた方が物語をもっと楽しめます。読んでいなくても難しくなくスッと入っていけます。学校の中での話ですが無駄な話もなく読みやすいです。学生時代に戻ったみたいに青春を感じることができます。こういう学生モノって興味はなかったんですが今作は良いです。

もっと早くから小説に興味を持っておけばよかったなぁ。

では、また。

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