勇亀の墓
大阪は興徳寺さんにあるほぼ元祖街頭宣伝請負業者、勇亀(いさみかめ)の墓参り
地蔵堂と大きな観音様が目を引くりっぱなお寺
明治のころはチンドン太鼓も楽士もなく、拍子木ひとつ持って辻々で口上を述べてまわったそうな
元祖東二代目〜と書いてある墓石を見てなんで二代目?とふしぎに思っていたら、飴売りから宣伝業者に転じた飴勝からかぞえて二代目、という意味なんだとか(林幸治郎さん談)
お寺のおかみさんもなぜここに勇亀の墓があるのかはわからないらしく、元々このお寺にあったのか、火災等でもとの場所からだれかが移設したのか…
それにしても墓石に東西屋(いまでいうちんどん屋)という名前が彫り残され、現代までそれが存在していることが感慨深い。そして墓石のデザインがかわいい