自分の名前:ソト語編
2019年のクリスマス、レソト王国のモショエショエ1世国際空港に降り立ちました。レソトは南アフリカに囲まれた内陸国で全土が標高1500mを越える平地のない国です。
さて、そこで出会った人々に自己紹介する度に言われたことがありまして。
どうやらソト語で私の名前ムツミは「ハンター」(狩る人)を意味するらしいのです。“まったくそのままだよ!”と驚かれ、こちらも驚きました。
ハンター。随分と勇ましくないですか。
ハンティング=狩りは目的(獲物捕獲)を打ち立てて、その達成のために戦略を立てて実行する行為ともいえると思いますが、私は、どちらかというと行き当たりばったりに、見つけたもの・出会ったものに左右されながら、歩みを進めるタイプでして。柔軟に対応することは得意ですが、自らが具体的に目的を立ててそこに突き進むことが不得意です。
そんな私が、図らずもソト語ではハンターを意味する名前を冠してるということで。
自分に足りないパワーを授けてもらったような感覚を得て嬉しく思いました。
2020年、ちょっとはハンター的に動くこともできるように意識してみようかなと勝手にメッセージを受け取ってみたのでした。
▲ソト語においてUはO表記らしく、これでムツミと読むらしい。