見出し画像

「おカネの教室」by高井浩章 これは紙の本がほしいと思った

「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」高井浩章著
こちらの本はずいぶん前にPrime Readingで無料だったのでKindleに入れておいて、
その時読んで面白いと思ったのだけど、
そのまま忘れて放置していました。

ちなみにAmazonでPrime会員だと、
対象の書籍を最大10冊Kindleで無料で読むことができます。
無料になる本は1000冊くらいらしく、雑誌とかマンガも含めてだし、
ビジネス書が多いのですが、気に入った本があれば無料なので助かります。
10冊に達しても、その中から解除する本を選べば次の本を読めますし、
大変便利に使えます。

とはいえ、Kindleというのはどうしても実物の本と違って
端末の中にあるものだから、
一度読まなくなると長いこと放置して忘れてしまうんですよね。
なのでこの本もずっと忘れてました。

AmazonのKindleセールか何かのお知らせにつられて
久しぶりにKindleを開いて、またこの本を読み返しました。

この本の面白いところは、
中学生とクラブの先生による物語になっているところ。
先生から投げかけられる質問に、
タイプの違う男子と女子の中学生がどう答えていくのか、
その続きが気になってどんどん読む進めていけちゃいます。
特に男子中学生の心の声がたくさん書かれていて
笑ってしまいます。
おもしろく読んでいるうちに、世の中のお金の流れ、
いろんな職業の儲け方の違い、
役に立つ仕事、立たない仕事、
お金持ちにおカネが集まる仕組み、
普通の人間である私たちはどう生きていくといいのか?
といったことがなんかすとんと落ちてくる感じです。

中学生の息子と小学生の娘にも読ませたいと思って
紙の本を購入しました。
子どもには紙の本じゃないとそれこそ忘れちゃうので。
まもなく文庫版や漫画版になるようで、
人気があるということが分かります。
漫画版で読まなくても十分活字でわかると思います。
大人も子どもも楽しめるおカネの本だと思います。


いいなと思ったら応援しよう!