この世界は人身事故/無職界のイチロー
この世界は人身事故
朝X開いたらトレンドに（人身事故）が入ってて「若い女性が飛び込んでいくのを見ました、ご冥福をお祈りします」っていうポストと共に駅のホームが大混乱。いや、ちょっと落ち着けと言いたい、人身事故は常に身近に溢れてる、というかこの世界自体が人身事故。
あなたが生まれてきたのも両親の粘膜が擦れ合う人身事故によるモノですよね。街中で女子高生が股間スレスレまで足を出してるのも人身事故。マックを食べながら酒を飲む多幸感がヘロインと丁度同じ多幸感なのも人身事故。レーズン入りのパンは人身事故。ピザにパイナップルが乗ってるのも人身事故。オレが無職で借金して家賃滞納してるのもなぜかモテてるのも人身事故。共通のフィクションをみんなで信じて気持ち良くなる宗教も人身事故。生まれた地域で区切っただけのエゴイスティックなボーダーが国籍。そんなホモサピエンスの誕生自体も人身事故。中出しが先か赤ちゃん先か。そんな香ばしい思想をお持ちの人類キャンセル界隈の皆さんようこそ。
クリスマスの時期に家の外側に電飾つけてる一軒家の家主って人生でやるべき事を全てやり終えた人間ですよね、そうとしか考えられへん。生きてるだけでやるべき事がこんなにもいっぱいあるのに。有限会社とか言われてもね。いや、有限じゃないものってこの世界にひとつもないからとしか思わん。
今となっては物理的にも比喩的にも我々の生みの親であるイーロンマスクが言ってた。AIが最終的にはお金を無意味なモノにするだろう。家賃滞納して借金してる無職のオレから言える事は「できるだけ早く無意味にしてな、イーロンちゃんは天才やねんから」です。
それが何百年後かになるからはわからんけど、いつか言われるんでしょうね。昔の人はお金とかいう紙切れを必死で集めてたらしい、その為に毎日8時間働いたり広告を出してゴミを売りつけたり人騙したり戦争したりしてた。
ところでレヴィ=ストロースってなんですか？
肉の焼き加減か何かですか？
2万円アパートに女性読者を連れ込んでたんですけど、それで学んだ事はジャンクフードは食べ過ぎたらダメって事ですね。はい、オレ普通にそういう事しますからね、というかファンて食べる為にあるんじゃないんですか。かっぱえびせんと同じシステムじゃないんですか。
そうですよ、オレやばい奴ですよ「無職の子供産めや」とか普通に言いますよ。だから常識人とは喋りたくないんです、常識菌が移るんでね。
無職界のイチロー
徹底的に逆張りを極めた結果生まれてから今まで水を一滴も飲んだ事がない、そしてご近所さんから生きたミイラとこっそり呼ばれている皆さんようこそ。バズってるツイートに絶対いいねなんか押してやるもんかっていうその自意識おめでとう。
なんで芸能界にはセックス上納システムがあるのに無職業界にはセックス上納システムがないんですか？ちょっと自己責任論が強すぎやしませんか？もはや過激派。
バカンスに流れてくるガバガバのガバナンス
最近無職ビジネスで臨時収入が入ったんでずっと寝転んでたんですよ。２０日ほど、いや２０日以上。なぜおっぱいが触りたくなるのか？そしてなぜ急におっぱいを触られるのがいやなのか？っていう哲学的探求をずっとしてたんですけど結局答えが出ませんでしたね。そのどちらの答えも出してるハイデガーっていう人は本当にすごい人ですよね、参りました。
煩悩の数が108個あるっていう事に対してオレが言いたいのはオレの煩悩の数はオレが決めるし、108なんていう数は余裕で飛び越えていきたいっていう事です。オリンピック最終決戦のハードル選手達のように。
イチローが出てる情熱大陸を見たんですよ、やっぱりオレって野球が大好きな根っからの野球狂いなんでね。バットとボールさえあれば人生は成り立つ、という名言を残したとか残してないとか。高校の進路相談の時に教師に言ったんですよ「今メジャーリーガーか無職で迷ってるんですよね」って。そしたら激昂した教師に思い切りアタマ殴られてその衝撃で両手両足が完全にマヒしてそっから車椅子生活を余儀なくされてるんです、今も。まあこれも教育の範囲内かって事で全然納得はしてるんですけどね、オレも司法も。
イチローが朝起きてすぐトレーニングルームで運動するんですよ、独特な器具で。空に向かって片方の足でその器具を持ち上げながら顔をクシャクシャにしてる51歳イチロー「いつ無理ができなくなるかわからないから最大限ずっと無理をしていたんですよね、後悔が1番嫌なんで」って言ったんですよ。
めちゃくちゃ共感した、共感どころか「ただのオレじゃん」って思ったもんね。オレもいつ無職じゃなくなかわからないから本気で無職をやってるし、やっぱり後悔が1番嫌。無職じゃなくなった後に「ああ、やっぱり無職のほうが良かった」って思うの。まあ何が言いたいかっていうと、無職界のイチローって呼んでさいオレの事。普通に。何の疑問もなく当たり前のように。