コーヒーの飲みすぎで貧血になった話
結論から話すと、私はコーヒーの飲み過ぎで鉄欠乏性貧血になった(と自己判断した)。
そして、コーヒーを飲むのを止めてて貧血は治った(と自己判断した)。
最近、YouTubeで「高須幹弥高須クリニック」チャンネルのコーヒー、カフェインは身体にいいですか?悪いですか?不眠症の原因になりますか?という動画を見て確信したので記録することにした。
私がコーヒーを飲むようになったのは20代前半
大学を卒業後、IT関連の会社に就職した。
20代前半はこの会社で過ごしていた。
「コーヒーを飲みながら仕事を一つずつ終わらせる」ことが習慣化されたのもこの時期だ。
コーヒーの香りはイライラした感情を浄化し、目の前のタスクに集中させてくれた。
1日20杯以上コーヒーを飲む
新型コロナウイルスの影響で、2020年春から在宅勤務になった。
オフィスより自宅のほうがコーヒーへの導線が近く、仕事中に飲むコーヒーの量が増え始めた。
1日20杯以上飲んでいることに気づいたのは2020年秋頃だったかと思う。
理由は、歯の着色が目立つようになっていたからだ。
鉄欠乏性貧血の診断
2020年の秋、会社の健康診断で「鉄欠乏性貧血」を指摘され再検査になる。
▼血液検査(Low指摘された項目)
ヘモグロビン(Hb)10.9 ※一般 12.1~14.5
MCH 24.7 ※一般 26.4~34.3
MCHC 28.8 ※一般 31.3~36.1
今まで「鉄欠乏性貧血」を指摘されたことはなかった。
最近疲れやすいのは鉄不足のせい?などと甘く見ていた。
再検査するも「鉄欠乏性貧血」は継続
健康診断の結果を踏まえて、2020年冬ごろに再検査をした。
しかし、再び「鉄欠乏性貧血」の診断がでた。
再検査を受けるにあたって、ほうれん草や、ヒジキを食べるように心がけていたので結果にガッカリした。
コーヒーを飲む回数は変わらず1日20杯以上飲んでいた。
「だって、カフェインが貧血に関連するなんて知らなかったのだもの」
という現在の私からの言い訳はさておき、医師から大腸検査の提案をされた。
大腸からの出血の可能性があるからという理由だ。
会社の健康診断で胃カメラをして問題無かった旨と、便検査でも問題がなかった事を説明し、大腸検査は無しになった。
鉄剤を処方され、その後経過観測が続いた。
鉄剤を服用するとすぐに貧血は改善された。
「こんなにすぐ効くのは珍しい」と医師に言われた。
その後、経過観測のため2021年5月まで定期的に貧血チェックをした。
▼血液検査(2021年5月)
ヘモグロビン(Hb)12.8 ※一般 12.1~14.5
MCH 28.6 ※一般 26.4~34.3
MCHC 30.8 ※一般 31.3~36.1
正常値が継続しているようなので、今後は健康診断でのチェックで大丈夫と医師に言われた。
歯の着色が嫌でコーヒーを止める
話は少し戻り、2021年2月。
歯の着色が酷くなり、ついに脱コーヒーをする。
歯科衛生士から定期健診で「酸蝕症(さんしょくしょう)」「象牙質が見えている」などと言われたことがきっかけだ。
指摘してくれた衛生士さんの言葉がなければ私は行動を変えられなかったと思う。
衛生士さんには感謝の気持ちでいっぱいだ。
カフェインの離脱症状
1日20杯以上コーヒーを飲んでいた私は、脱カフェイン後に酷い離脱症状があった。
激しい頭痛と、鬱のような気持ちの落ち込みが毎日私を襲った。
しかし、歯が溶けて象牙質が見えていると思い込んでいた私は脱カフェインを継続した。
そして1週間後、ついに頭痛はなくなり気持ちが沈むことが無くなった。
脱カフェインだ!
YouTubeで「高須幹弥高須クリニック」チャンネルに出会う
2021年春頃から、健康系のYouTubeをよくみており「高須幹弥高須クリニック」チャンネルにたどり着いた。
そこで、カフェインの摂り過ぎは貧血になるという説明を初めて聞く。
「・・・私はコーヒーの飲み過ぎで貧血になっていたのかも。」
と思い、記録することにした。
まとめ
コーヒーの良い点ばかりテレビのワイドショーやバラエティー番組で宣伝されており、私はコーヒーを飲むことが良いことだと思っていた。
普通の食事もそうだが、何事も過剰摂取はよくない。
そもそもコーヒーを過剰摂取していた私が悪い。
しかし、考えてみよう。
今は自分で何でも探せる時代だ。
垂れ流される情報を鵜吞みにせず、気になったことは自ら学んでいこう。
知識があったうえで、コーヒーを飲むか飲まないかの選択をしよう。
そしてもう一度いう。
女性の方はコーヒーの飲み過ぎには気を付けてほしい!
妊娠中はもちろんカフェインの摂り過ぎはダメだが、妊娠していないときもコーヒーの飲みすぎには気を付けて欲しい。
コーヒー以外にも、栄養ドリンク系にはカフェインがたくさん含まれている。
是非ともカフェインと上手に付き合ってほしい。
頑張れ自分!