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獲得被膜(かくとくひまく)という単語がカッコいいと思った話

現在、私は歯科衛生士学校1年生だ。

授業で学んだこと、感じたことをnoteに記録していこうと思う。

これは自己学習の一環として可能なタイミングで実施したいと思う。

※注意:自己学習の記録であり、内容が正確でない場合があります。

獲得被膜(かくとくひまく)とは?

授業で「獲得被膜」という言葉を知った。別名「ペリクル」だ。

ペリクルもカッコいいが、獲得被膜という響きはもっとカッコいい。

なぜなら、大賢者のアナウンスを彷彿とさせるからだ。

大賢者?アナウンス?と思う方は、アニメ「転生したらスライムだった件」を見て欲しい。

スキルを獲得するときに「〇〇を解析」「××を獲得」という大賢者のアナウンスが流れる。

それがカッコいいし気に入っていた。

「獲得被膜」という単語は転スラの大賢者を彷彿とさせた。

憧れる…!私も獲得したい…!

獲得被膜は唾液によって形成

獲得被膜は無色透明で細菌を含まない。

唾液中の糖タンパク質が歯のエナメル質の表面に吸着して直ちに形成される。

そして歯ブラシで磨いても取れないし、歯科医院で歯科衛生士に機械で掃除してもらって除去しても唾液が接触するだけで直ちに形成されるのだ。

「直ちに形成」という言葉がカッコいいではないか…!

リムル=テンペストも固有スキル「自己再生」があるが、それに似ている。

獲得被膜は唾液がある限り無限再生だ。

獲得被膜の役割

では、なぜ獲得被膜があるのか、どんな役割があるのか説明しよう。

1.物理的損傷から歯を守るため
2.エナメル質が溶ける(脱灰※1)ことへの予防
3.再石灰化※2の促進

※1「脱灰(だっかい)」とは、むし歯菌の酸が原因で歯のカルシウムやリンが溶けること。
※2「再石灰化(さいせっかいか)」とは、脱灰で損傷した歯を戻すこと。

と、いうことで獲得被膜は歯を守る防護壁のような役割をしているのだ。

獲得被膜があっても油断できない

完璧なように見える獲得被膜でも油断できない。

獲得被膜の上に細菌が付着し、そこに細菌の餌となる糖がいきわたるとプラーク(細菌が増殖して出来た集団のようなもの)ができ最終的に虫歯になるのだ。

つまり獲得被膜だけでは守り切れないのだ。

歯磨きをしないと食べかすが口の中に残ったままになるので、餌(糖)がいきわたり細菌が増殖する。

つまり、歯はちゃんと磨こうね!ってことだ。

結論

なんだかんだ書いたが歯磨きって大事だね。

そしてペリクルっていったほうが楽。

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