Ayako Yamaguchi

物心ついた頃から無類の昆虫好き。あらゆる生き物・植物全般も好む。 マイノリティの自覚と「昆虫って素晴らしいんだよ!」という謎のやんわり使命感で生き物小話をお届けする。 大阪府羽曳野市出身。日中は映像クリエイターのマネージメントとして働く。

Ayako Yamaguchi

物心ついた頃から無類の昆虫好き。あらゆる生き物・植物全般も好む。 マイノリティの自覚と「昆虫って素晴らしいんだよ!」という謎のやんわり使命感で生き物小話をお届けする。 大阪府羽曳野市出身。日中は映像クリエイターのマネージメントとして働く。

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昆虫が好きな私

「昆虫が好き」って言うと 「え?」 (意訳:この人変わってるな、、不思議ちゃんか?)という反応をされることがしばしばで。 その後に続く言葉は 「子どもの頃は好きだったし、 触れたけど今はなあ…」 「絶対無理!!!」「Gも触れるんですか?」 「変わってるねえ」などが多い。 たまーに「いいね!おもしろいね!」という反応もある。 好き嫌いなんて千差万別だし、みんなにいい趣味だねとか褒めて欲しい訳でもない、 好きを押し付ける気も毛頭ない。 とはいえ、物心ついた頃から 「高校生

    • 真夜中のお客さま

      カチ、、、カチャ。カチ、、、パチッ。 真っ暗な台所からいつも鳴らない音がする。 あ、怪談の類じゃないのでご安心を。 どう考えてもそっち系のnoteじゃない。 写真のコガネムシが夜中に家に来たよ〜ってだけの話です。 写真とタイトルからすでにネタバレしてるやつ。 音からしてハエよりは大きい虫が迷い込んでいることは想像できた。 しかし、私が居る明るい部屋ではなく暗い台所に迷い込んでしまったのは解せない。 なんでなんやろ? 閉め忘れた窓もないし虫が好みそうな食べ物もないし、、

      • 富士登山地獄備忘録 2012 ⑦

        ついに下山 雨もだいぶマシになってる。それでもまあまあ降ってるけどさ。 気合いだーーっと、、、でもあの地獄岩を降りるなんて怖すぎる。 と思ったら。なんて爽やかな下り道なんだろう。 灰と砂、なだらかな下り。。神様!ありがとう!! 須走道、可愛い奴! 道も広いし、かなりいけるかも。ぬふふ。サクサク降りる。 でもね、だんだんヤられるんですよ、ザーヒーが。いや、ヒザが。 みんな下りで調子に乗ってヤられると聞いていたので、慎重に降りよう。 歩幅はなるべく小さく、スティックをうま

        • 富士登山地獄備忘録 2012 ⑥

          いざ、8号目へ 頂上最悪っていう恐ろしい噂が聞こえてきたけど、 下山するなんてことは全く考えてなかったように思う。 考える脳の余裕がゼロやったんかな…。 とにかく行かなきゃ、みたいな感じ。 雨は相変わらずザーザー降り、悪天候にも関わらず、 他にも登山客が結構いたのでなんとかなるかと思い。いざ、進む。 正直、8号目からの記憶はあんまりないのです。 もう寒いのと震えるのと疲労でよくわからなかった。 何回も書いてるけど、本当にロボ。 何も考えることのできない、ロボットみたい

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        • だいじ❤️
          2本

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          富士登山地獄備忘録 2012 ⑤

          呪われた登山ロボと化す 7合目、、いつ出てくるねん。休憩がてら数分立ち止まって登頂を見上げる。真っ暗で霧の中、点々と続くヘッドライト。 余裕があれば綺麗だとか感想が浮かぶんだけど、 そこに脳のカロリーを使うことを身体が禁止しているので、感想ゼロ。 「あぁ」みたいな。 雨のせいか、視界が悪い。 無敵であるはずのゴアテックスハットもびっしゃびしゃ。 水の重さでツバがたるんで前が見えない。少し歩くだけでたるむ。 傾けると、溜まった水がボトボトとこぼれる。 ただのびしょぬれハッ

          富士登山地獄備忘録 2012 ⑤

          富士登山地獄備忘録 2012 ④

          雨ニモ負ケズ まさかの出発 虹を幸運の兆しと勝手に判断したわたしたちは、 登山装備に着替えて五合目入り口までいざ出発! 折角だから奮発してゴアテックスで揃えたのだ。 家を出る前にドンキでレインコートパンツも買ってよかった。 わたし天才!何があっても怖くないぞ!どんとこい。 五合目の駐車場はありえないほど空いていてラッキーだったらしい。 みんなで仮眠を取る。暑くて結局寝れなかった。 シホちゃんからはスピースピーという可愛らしい寝息が聞こえた。 アラーム20:00。気付く

          富士登山地獄備忘録 2012 ④

          富士登山地獄備忘録 2012 ③

          横車線を走っている軽トラに対してクラクション連打。 ゲーセンか!ってくらいの勢い。 軽トラとその前の車の間が空いていて、前詰めろ!と怒っているらしい。 横の車線なのに。。正義感からくる連打なのか? その後もママチャリズが危ない走り方をしてきたので連打、 「あっぶねーだろ!!」と叫ぶ。。 あの~わたし(客)のこと忘れてません? ただ、ビビリなわたしは「危ないですよねぇ」と スネ夫のごとく同調してしまう始末。 緊張の中、無事に新宿へ。 みんなと合流して出発~しかし肩が痛い

          富士登山地獄備忘録 2012 ③

          富士登山地獄備忘録 2012 ②

          今回の富士登山パーティーは5人。 富士登山経験2回の隊長。色黒ゴリラ、 でも役者だし速いしムキムキメッセンジャーマツド。 優しさあふれる瞳の奥には?地元は六本木、 ちょっとやんちゃなムキムキ家具職人、ハジメちゃん。 いつでも明るいハイテンション、人より倍のカロリー使ってる? フランス華道バイクポロガールナオコ。 これまた明るいはじける笑顔、パワフル博多っ子の保育士シホちゃん。 博多弁かわゆすぎる。 そしてわたし、です。(地味) (※当時ナオコが「毒を吐き、自称スーパ

          富士登山地獄備忘録 2012 ②

          富士登山地獄備忘録 2012 ①

          ※これは2012年の9月に初富士登山に挑み、見事に惨敗した記録を当時全7回に渡ってFacebookに綴ったものを転載・再編集したnoteです。生き物、昆虫の話は出てきません。あしからず。 先日、なぜかこの備忘録の存在を思い出し、 読み直したらまさかの最終回だけ書き忘れているっぽいことが判明したので、時を超えて締めくくってやろうと思って筆を取っています。 きっちりしてるなあ、私。 当時、友人知人が割と楽しんで 読んでくれていたみたいです。 ありがてえなあ。では、どうぞ。

          富士登山地獄備忘録 2012 ①

          虫眼のススメ

          「虫眼」って知ってますか? Googleに聞くと、一番にこの名著が出てくる。 (この本は素晴らしすぎるのでタイトルにグッと来た方は ぜひ読んでほしい) 脳は目の前にあるものをただ認識しているようでいて、 実は自身が意識・認識しているものしか目にしない特性があるらしい。 燻製に興味を持った途端に「え、こんな所に燻製の店なんてあったっけ?」「いえ、もうオープンして3年になります」みたいな。 アイドルとか推しができると、推しカラーが目に付いたり。 推しの写真を見つけるスピード

          虫眼のススメ

          Gと呼ばれる昆虫のこと

          ついに来たテーマ アブラゼミのやり切った姿が地面のあちこちで 見かけられていたのもいつの間にか消え去り、 ぼちぼち秋の気配ですね。 まだ8月の深夜、帰路中に瀕死のアブラゼミを 地面に見かけ、思わず拾い上げて観察してしまった(不審者) 私の手から逃げようと、最後の力を振り絞る筋肉の震え。 あっという間にジジジジジと飛び立ち、 夜道に響き渡る鳴き声に恍惚としてしまった。 合掌。 暦的には秋分がまもなくだけど、 暑い時期の風物詩と言えば、 セミ以外に「G」と呼ばれる彼らの存在

          Gと呼ばれる昆虫のこと

          SEMI ROCK 2023

          2023年、まだ彼らの声を聞いてはいない。 夏の風物詩、セミ。 多分、あまり好かれていないセミ。 季語にもなっているのに、鳴き声が暑さを助長させるからか。 もしくは成虫期間の短い彼らが夏の終わりに至る所に転がり、 虫嫌いの人々を怖がらせるからか。 転がった彼らは、 表向きだとまだ生きている。 ひっくり返っていると死んでいる。という説があるけれど、 個人しらべ的には一概には言えない。 さらに、飛ぶ方向を見誤って人や電柱に突撃してしまったり、 生死不明の状態で急に鳴き出すこ

          SEMI ROCK 2023