むしのいどころ

むしのいどころ

最近の記事

過激であり、そして正統派でもある

「考えて考えて結論を出す週になるよ」との言葉が、現実になった一週間だった。仕事とプライベートのはざまで狂おしいほど悩み、考え、そして結論を出した。まさか悩みすぎて泣くような事態になるとは……。 「正しい」と「おもしろい」の二択を迫られた場合、だいたいすべてをぶっ放して「おもしろい」を選んできた。二択というより、ほぼ一択みたいな。 今回はほぼ初めて選ぶ「正しい」。 初めて接する「正しい」に正直落胆した。「おもしろい」を選んだときに感じられるワクワクがそこにはなかったから。で

    • いつもと違うを選ぶ

      よく、頭が勝手なことを言い出し、良し悪しのジャッジをする間もなく口をついて出たり、文字になったりする。 今年の抱負は「いつもと違うを選ぶ」。 これも頭が勝手に言いだした言葉の一つ。 いつもそうだけど、口に出して初めて、自分が何を考えていたのかがわかる。 そしてだいたい、こんな風に飛び出した言葉はしっくりとくる。 今年の抱負が運んでくるものは、まあそれはそれは新鮮、新しい。 「変わること、新しいことは善的」思考にもぴったりハマって気持ちがいい。 最終的には完全変態を成し

      • めぐるもの、季節となにか

        月に2回、近所に朝市が立つ。 いうても10店ほどの小さな朝市。いつも顔を出すのは生産者も兼ねた八百屋。 八百屋のラインナップの移り変わりで、変わりゆく、終わりゆく「季節」を感じている。 贅沢。 先日、昔の紙ものを整理していた折、同居していた頃に妹が書いた手紙的なものが出てきた。 そこには 「お姉ちゃんは運がいい」 という一言。 なんの経緯で、意図で、思いで彼女はこんなことを書いたのか。 今となってはわからないが、確かに「小さな幸せを探すのがうまい」タイプではあるかもしれな

        • 本日の告白者、4名

          告白者1 「最近どれだけ寝ても寝ても眠いの。何なら最近は晩ごはんを食べている途中で寝ちゃったりする」 「会社辞めて、スナックで働きたい」 告白者2 「最近ずっと体の調子が悪くって。ツラすぎて朝も起きれない」 「いろいろ考えてわかったの。これは仕事のストレスだって」 告白者3 「上司がむちゃを言う。そのせいで予算も手間も倍々ゲームで増えてて、どうればいいかわからない」 告白者4 「正直、あの立場でよくわたしに進言ができるなって思う」 ここ数年、相談というか告白をされるこ

          むしのいどころの居場所

          「アロマンティック」 = 誰に対しても恋愛感情を抱かないこと これまでの人生で、人を好きになったことがない。 幼稚園の年長さんの時に、同じ組だった男の子に対して好意を持った記憶があるが、それ以降、どれだけ頭の中をひっくり返してみても、記憶を辿ってみても「あ、あの時の気持ちは恋愛感情だったのかも……」なんて人はいない。ちなみに人と付き合ったこともない。 性欲は男女どちらにも抱く。したいと思うし、実際先月女の人ともしてみたりもした。 しかし恋愛感情は性別関係なく、誰に対しても

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