【6/10ソフトバンク戦○】誰かが誰かをカバーしながら、強くなる。
イニングが変わるたびに、マウンドを降りるピッチャーと、マウンドに向かうピッチャーが交互に映された。その図はなんとなく、「ああこれは、千賀vsライアンなのだな」という感慨を、もたらした。その二人のピッチャーは、互いに言葉を交わすわけではない。そればかりか、DH制の元で二人は、グラウンドで直接向き合うこともない。マウンドですれ違うこともない。
それでも二人の表情を見ていると、これは、エースとエースの戦いなのだなと、私はなんとなく思った。
5番ぐっち(5番ぐっち!!)は、1回表、早速タイムリーを放った。なんかもう夢のような展開に私は踊りたくなってしまう。すぐ結果を残すぐっちもすごい、そこによんだたかっつぁんもすごい。こんなに誰かを信じて、託すことができるだろうか、と、私は考える。でもそれがきっと、監督の仕事だ。自分はグラウンドに出てプレーできるわけではないからこそ。できるのは信じることなのだ。それはもしかすると、子育てとも同じなのかもしれない。
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