【7/5巨人戦●】「少なくともこれだけは」という実感を
夕方から久々に天気が崩れた気圧の影響からか、朝から私はほとんど魂が抜けていた。ランニングして、筋トレして、家事を一通り片付けて朝ごはんを食べてコーヒーを飲んだら、そこでなぜかぱたりとスイッチが切れ、ソファに沈みこんでしまって動けなくなった。
今日はもう休みということにしようか…と、思うも、いやしかしあれもこれも進めておかねばならぬ…という、仕事やら子どもまわりのあれこれやらは今日も山のように待っている。それらをえらくスローペースでなんとあかこなしていると、もうあっというまに試合が始まる時間になった。
頭をすっきりさせようととにかく先にお風呂に入る。脱衣所で体を拭きながら、リビングのむすめに、「ヤクルトどう!!」と聞くと、「あのねー、5人連続ヒット打たれて3点とられた!!!」と、言っている。「5人!?!?!?」と、あわてて私は部屋着を着る。
5人にヒットを打たれたらしきけーじくんは、そのあとを抑えて1回裏は終わっていた。私はエプロンをつけて(最近家事のときにエプロンをするとなんとなく気分が切り替わって良いと気づいた)胸肉をソテーにする。カプリナスをステーキにしたものを賽の目に切り、サラダの具にする。昨日白だしに漬けておいたきゅうりを、切り分ける。作り置きの紫キャベツのラペにカッテージチーズを和える。そうして無心で手を動かしていくうちに、「まあ今日も、だいぶ魂は抜けていたけれどもそれなりにがんばったな」という実感がわいてくる。少しずつ、少しずつ前進していくのだ。
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