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【5/16,17巨人戦●●】ぐっち解説員は「やわらかいバッティング」と表現する

「やわらかいバッティングですね」と、解説ぐっちは言った。

「やわらかいバッティング」。なんてすてきな表現だろうか。そういったわけで、今日の試合はぐっちの解説について振り返ってみたい。

(試合の結果?それはあまり知らない。)

「やわらかいバッティング」は、巨人の秋広に対して評した言葉だ。200cmという長身の秋広が、「隣に並んだんですけど、ほんとうに大きいんです。あの大きな体で、やわらかいバッティングをするんです。楽しみな選手ですね。」といったようなことを、ぐっちは言っていた。

ぐっちの解説は夫いわく「とても優しい」。誰かをけなしたりはもちろんしない。さすが、「三振にも意味がある」と、いつも言っていたぐっちだけある。人に優しく自分に厳しい。それは現役時代からのぐっちのスタイルである。

試合が終盤になるほど、選手の緊張感も増してくるんです。と、ぐっちは言う。去年まで打席に立っていた人のその言葉は、なんだか現実味をぐっと帯びてこちらに届く。

それに加えて、言葉選びがとても良いなあ、と、私は思う。「やわらかいバッティング」。もしかすると野球界ではよく使う表現なのかも知れないけれど、少なくとも私にはなじみのない言い回しだったので、新鮮に響いた。こう、野球の経験がなくても、200cmの長身ででかい選手が「やわらかいバッティング」をするというのがどういうことなのかと言うのは、結構想像がつきやすい。そこから、もしかすると秋広自身がその体格から受けるイメージとはちがってすごく優しい人なのかもしれない、とか、そんなことまで想像が及ぶ。(いや、実際のところはわからないけど。)

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