【6/8オリックス戦○】 言い訳しない大人の、かっこよさ。
4回表、てっぱちが四球を選び、村上くんは2ベースを放ち、オスナの内野ゴロで1点を返して1-2まで追い上げた。このまま勢いに乗って追いつき逆転できるか…!と、いうところで、村上くんはタッチアップで本塁をねらおうと一瞬走り出してから3塁に戻り、戻りきれずダブルプレーとなった。じゅりはじわじわと3失点し、「なんか昨日とまったく同じ展開だ…」と、私はため息をついた。
こうなると、鍛えられた私の心はすぐに保険をかけ始める。「まあ、ここまでがうまくいきすぎたのだ。オリックスさんだって去年の悔しさがある。ここで昨日と同じようにやられて、そうそしてそこからお得意の大型連敗が始まって…」と、とにかく考えうるだけの悪いパターンのシナリオを頭の中で並べる。「悪いこと」が起こったときの保険である。へなちょこなんである。でも仕方ない、これまでそういう保険がなければ乗り切れない局面があまりに多かったのだ…
と、ぶつぶつ言っているとむすめが「マーマ!!!そういうこと言わないの。おうえんするしかないでしょ!!」とか、言ってくる。子どもというのはこういうところがほんとうにまっすぐである。言い訳って、子どもがよくするように思いがちだけれど、基本的には大人になるにつれて増えていくんだよな、と、思う。なるべく言い訳はしない大人でいたいと思っているのだけれど、気を抜くともう、すぐ、言い訳してしまう。「まあ、そもそも中軸がなかなか打てない中でここまで勝てたのが奇跡みたいなもんだし…」とか、ほら、すぐ言い訳めいたことを言っている。
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