【7/9阪神戦●,11中日戦●】できないことを知って、そのつらさを知って、思慮深くなる。
毎日あまりの暑くさにあっちからこっちからヘルプがかかる。というか、まあ子どもたちなんですけど、今日は部活帰りの息子から「なんとか駅まで帰ってきたけど熱中症っぽいから途中まで迎えにきてほしい」と連絡がきた。
迎えにきてなんて言われたの生まれて初めてではと思うんですが、なんせ生まれて初めてのヘルプなんで、びっくりしてとにかく近くまで迎えに行った。運転できないので徒歩だけれども。
すると息子がベンチに座って涼んでいた。「部活は休み休みやっててそのときは大丈夫だったんだけど、帰り道にちょっとしんどくなっちゃった。」とのことであった。
健康だけが取り柄みたいな子だったけど、長い受験生生活で体力も落ちただろうし、なんせこの暑さだし、そしてまだ中1なんだから、私ももうちょっとちゃんと健康に気を使ってあげなきゃな、と反省する。
私は個人的には昔からなぜか暑さというのにはめっぽう強い方で、熱中症というものにはなったことがない。なんせ夏でも毎日走るし、好きあらば真夏でも長距離を歩こうとする。けど、なったことがないからこそ、子どもたちの熱中症に気を配ってあげられていなかったところがあるのだと思う。そう、「自分ができる」ことに対して、人というのは無神経になりがち、なのかもしれない。
いや同時に、「あまりにもできないこと」「できなさすぎて想像もつかないこと」に対しても、まあまあ、無神経になるのかもしれない。
プロ野球チームの4番を打つなんてことは、まあ私の人生がどうひっくり返ってもまず起こらないことである。なんでも願えば叶うと言いたいところだけれどもさすがに人には向き不向きがある。私はまず生まれ変わってもスラッガーにはなれないタイプである。
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