【6/28巨人戦◯】どんな時も夢へと続く、てっぱちの1本を子どもたちと見続けている
地方球場の試合というのは、とても良い。いや、なぜかひどく負ける試合をよく目にしている気がするけれどもそれはさておき(いや置いている場合ではないけども)、寝転んでビールを飲めそうな芝生の外野席とか、特にどこのチームのファンというわけでもなさそうな野球少年たちがとにかく本物のプロの選手達にテンション上がっている様子とか、そういうのを画面越しに見ているだけでもこちらまで楽しくなってくる。
でもその年に一度ほどしかない試合も、中止になる可能性だってある。前日の秋田の試合は、残念ながら雨天中止になってしまった。こういうときいつも、秋田の野球少年たちのことを思う。来年は見られますように。山田哲人がホームランを打ちますよに。
そう、山田哲人のホームランである。息子が「なんかてっぱちって、地方球場でやたら打つイメージあるよね!」と言っている。この子もいつのまにか中学生である。学校の図書室で長谷川さんの96敗の本を読んでいると言う。96敗した年はまだ小1だったのだ。信じられない。私はあれから特に何も変わってはいないけれど(成長という意味で。)、息子は大きく成長した。子どもの6年というのはすごい。
「そうだね、たしかにてっぱちは地方でサイクルヒット打ったりもしてたもんね。サイクル打っても負けたけど・・・」と、私は答えながら、数々の試合を思い出す。
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